分かち合う事で、物惜しみに打ち勝て | 仏光さんの心の相談室
2018-11-25 18:16:16

分かち合う事で、物惜しみに打ち勝て

テーマ:自我を無くす

仏光さんの心の電話相談室はこちらをクリック

 

仏光さんの心と体の学校Webサイトはこちら

 

今日は久々にゆっくりした日曜日になりました。昼ごはんを食べに少し伊豆スカイラインをドライブしましたが、それ以外は録画していたキムタク主演の「HIRO」のドラマシリーズを見ていました。検事役のキムタクかっこいいです。私はドラマは見ませんが、これだけは例外です。普段忙しくしているので、こういう日曜日は私にとって貴重ですね。私の義父も検察庁の検事をしていましたが、実際の検事はドラマのキムタクとは全然違いますね。

 

世の中には色々な人が居ますが、私はけちな人とはあまり付き合わないようにしています。けちな人とは物惜しみをする人です。物惜しみとは強い自我の表れです。これは一生を通して治らない人が多いみたいです。もう7年前くらいになりますが、私の知っているお婆さんに大変物惜しみをする人が居ました。そのお婆さんは最後はがんになって結局ホスピスに入る事になりました。それまで自宅に居たのですが、苦しくて24時間のケアーが必要になったのですね。

 

ところがそのホスピスにはその時点で一部屋しか開いていません。それが個室で1日の部屋代が¥20,000円したそうです。するとそのお婆さんはその部屋代がもったいないと言ってホスピスに行かないと言い出したそうです。結局すぐに3人部屋が開いてそこに入りましたが、10日くらい入院して亡くなりました。私なら人生の最後であれば、いくら高くてもそこしか開いていないとなると個室に入ります。お金より人生の最後の時間の方が私にとっては余程大切ですから。早く緩和ケアーでを受けて痛みや苦しみを抑えて、心穏やかに最後の時間を過ごしたいと普通に思います。

 

でも物惜しみをする人はそういう考え方が最初から無いのですね。死んでお金を持っていけるわけでもないのに、「もったいない」と思うらしいです。私はホスピス代を惜しむ人をその時初めて見ました。お釈迦様は物惜しみの心を強く戒めています。「人と分かち合う事で、自分の物惜しみに打ち勝て」と説いています。物惜しみとは自分さえ良ければいい人がすることです。人のことはまあどうでも良くて、「自分が得すれば良い。人もどうせそんなものだろう」と思い込んでいます。

 

以前にマザーテレサが夫を亡くした5人の子供が居るインドの貧乏な母親の話を書きました。その家族はもう3日間も何も食べていませんでした。マザーテレサは洗面器いっぱいのお米をその母親のところに持って行きました。するとその母親は、お米の半分を別の容器に入れて隣の家に持って行ったのです。マザーテレサは帰ってきた母親に、どうして困っているのにお米を隣の家に持って行ったのかを聞きました。するとその母親は「隣には8人の子供が居て、もう1週間も何も食べていません。だからお米をお分けしたのです。」と当たり前のように答えました。

 

これが分かち合うということです。これが本物の慈悲の心です。この話を知って、私は人間としてこの母親の足元にも及ばないなと思いました。それから少しでも私にできる分かち合いをしていこうと思いました。例えば遠いところから来る人が泊まったり、坐禅や瞑想ができるゲストハウスも用意しました。その維持には年間100万円以上かかりますが、私がその費用の殆んどを負担しています。それでもこの母親にはとてもじゃないけれども追いつきません。今でもこの母親の話を書くと、自分の心の至らなさと、貧しい母親の心の偉大さが身に沁みて何故か涙が出てきます。

 

人を思いやる心が無いと物惜しみをするようになります。多くの人は自分が得することばかりを考えています。何十億円も物惜しみをしている日産の元会長も居ます。私は私の知っているホスピスで亡くなったお婆さんが、自分を見直して来世では物惜しみなどしない人となることを願います。人を思いやる心が育てば、人と分かち合うようになります。そして私は死ぬ前にはインドの貧しい母親のような心を持つ人になりたいと願います。そうなれば私は何の悔いもなく、本当に心穏やかにこの世を旅立てることができるでしょうね。

 

合掌

 

仏光

仏光さんからのお願い

下二つのアイコンのクリックをお願いします
 

人気ブログランキング参加中。クリックをお願いします

禅僧 仏光さんの心の相談室-バナーブログランキング

ブログ村ランキング参加中。こちらもクリックをお願いします

禅僧 仏光さんの心の相談室-バナーブログ村

 

仏光さんのfacebookはこちらです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仏光さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス