禍福は糾える(あざなえる)縄の如し | 仏光さんの心の相談室

禍福は糾える(あざなえる)縄の如し

「禍福は糾える(あざなえる)縄の如し」という言葉があります。縄というのは二本の紐を縒り合わせて作りますが、「人生とは良いことと悪いことがあたかも縄のように縒り合わさって作られる」といった意味です。実際に人生では良いことだけ、悪いことだけ起こるということはありません。自分にとって良いこともあれば悪いこともあります。「禍福は糾える縄の如し」という言葉が昔からあるわけですから、昔の時代から人生とはそういうものなのですね。

実際私も大変苦しい時期が人生の中であったのですが、それなりに頑張っていたら何とかなりました。今はその頃から比べると格段に良くなったなと思います。でも、今でも良いこともあれば悪いことも一日の中で起こります。でもそれで当たり前なのですね。昔は良いことや悪いことが起こる度に心はあっちへフラフラ、こっちへフラフラ右往左往していましたが、坐禅のお陰で今はそのように心がぶれることは大変少なくなりました。

心がぶれなくてもやっぱり良いことも起これば悪いことも起こります。良いことだけ、悪いことだけということは人生ではないのですね。ただそういうことが分かってくれば、良いことが起こっても浮かれることはないし、悪いことが起こっても落ち込むこともなくなります。人生とはそのようなものだと心から思えるからです。傍から見ていると幸せそうに見える家族でも、実際に中に入れば何だかんだと色々あるものです。幸せだけということは無いのですね。逆に不幸だけということもありません。

仏教では諸行無常と言いますが、あらゆるものは移り変わります。この宇宙ではいつまでも同じということは絶対無いのです。今の私もまた変わっていきます。先のことは分からないけれども、死ぬまで良いことも起これば悪いことも起こることだけははっきりしていますね。「沈む瀬もあれば浮かぶ瀬もある」という言葉もあります。人生悪いことが起こっても次は良いことが起こるかも知れないのです。くよくよする必要はありません。

今のところこの広い宇宙で生命が確認されているのは地球だけです。本当はこの宇宙で生命体として、特に人間として生きているだけでも宇宙ではまれな存在なのですね。これだけでもバクテリアやウイルス、食用の牛や豚やニワトリとして生まれてくるよりよほど幸せだなと私は思います。そこでちょっと良いことが起こっても、悪いことが起こっても一々くよくよする必要は何も無いのですね。人間万事塞翁が馬ですよ。

合掌

仏光

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