自然の流れに任せる | 仏光さんの心の相談室
2014-05-16 06:28:09

自然の流れに任せる

テーマ:楽に生きる
今日は朝早くウォーキングをしました。暖かくなったのでTシャツ一枚で歩くことができました。自然というのは立派だと私は思います。時期が来れば毎年花は咲くし、その年の気候に合わせて生きているのが良く分かります。そこには何も無理は無く、何をしてやろうと思うことも無く、宇宙の運行に合わせて生きているのが良く分かります。

禅の修行僧のことを「雲水(うんすい)」と言います。雲のように、水のように自然にあわせて無理なく生きていくと言う意味があると私は思っています。人生も同じですね。何か無理があると色々問題が起こります。流れに合わせて無理なく生きていくことも大切ですね。私は若い時から自分の意思で「こうしてやろう。このようになろう。」と思って生きてきました。思った通りになったこともあるし、思い通りにならなかったことも多々あります。思い通りにならないと挫折感を感じます。でもいつまでも挫折していてもしょうがないので前に進んでいくのです。

今も「このようにしたい。」という思いはあるのですが、それと同時に自分を流れに任せるということも心がけています。思い通りにならないことがあると、「思い通りにならなかった方が自分にとっては良かったのかも知れない。」とも思えるようになりました。何が何でも自分の思い通りにならないと気が済まないでは人生は苦痛でしょうね。自分の思い通りにならないのが人生なのですから。これをお釈迦様は「求不得苦(ぐふとくく)」と言って人間の根源的な苦の一つに上げています。求不得苦とは「思い通りにならない苦」という意味です。

「自分の思い通りにならないから怒る。思い通りにならないから悲しむ。」だけでは人生は苦痛に満ちたものになります。思い通りにならないことも人生の流れの一つなのだと思えるようになると自分を自分で救えることにつながっていくのですね。考えてみると思い通りにしたいと思っている根源に自分の我とか欲が絡んでいる場合が多いですね。「自分の我から思い通りにしたい。自分の欲から思い通りにしたい。それが思い通りにならなかった。だから苦しい。だから悲しい。だから辛い。」では人生は大変つまらないものになるでしょう。

そこで「せっかく生きているのだからこの自分を世の中で活かしたい。」と思えるようになると、そこには周りの環境に調和して無心で頑張れる自分を見つけることになるでしょう。それはあたかも道端で一生懸命咲いている一輪の花のようです。自然に合わせて咲いている花になるのですね。一輪の花は「この姿を見てくれ」と咲いているわけではありません。ただ無心でそこに咲いているのです。

無心でいるのに、この広い宇宙で確かにその一輪の花はそこに存在しているのですね。そういう生き方もできるような自分を創っていくことが心穏やかに過ごせる人生につながっていくと思うのです。「ああしたい。こうしたい。ああなりたい。こうなりたい。」だけではなく、道端に咲く一輪の花のように自分を自然の流れに任せながら、自分がしなければいけないことをして、自分をこの世で活かす生き方が自分を求不得苦、思い通りにならない苦から救う道になると思いますよ。

合掌

仏光

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