喧嘩した方が良い? | 仏光さんの心の相談室
2012-10-17 07:04:51

喧嘩した方が良い?

テーマ:悩まない道

昨日はトラの大手術の日でした。お陰さまで手術は成功でした。多くの人から激励のコメントを頂きました。ありがとうございました。今回のトラの降って沸いたような病気には色々学ぶ事がありました。トラは自分の事など心配していないのですね。猫は取り越し苦労をしようと思っても脳の容量が足りないので取り越し苦労が出来ないのです。だからトラのことを心配しているのは人間で、トラ本人は何も心配していないのです。将来の事とかに心を費やす事が無いというのは幸せな事です。私も坐禅を続けてトラのようになれたらよいなと思いますね。


さて、昨日ある人から悩みの相談を受けました。嫁と姑の悩みです。同居しているので四六時中プライバシーの問題とか世代間の感覚の違いとか、田舎なので姑が嫁の悪口を近所で言い回ったりして、お嫁さんはストレスで体調を崩されているのです。まあ、旦那さんと一緒に来られて色々話を聞いたのですが、私が聞いた範囲では、姑の思考行動パターンは日本の地方では普通にあることですね。本人たちにとっては大きな問題ですが、嫁の悪口を近所で言いまわるのは、今日本で姑になる世代の年齢の人たちにとって特に日本の地方では、残念ながらそれほど珍しい行動パターンでは無いです。


私は問題解決のために相談に乗ってあげたつもりですが、どうも本人はどれほど姑が悪いかという事を誰かに聞いて欲しいのですね。問題を本気で解決しようと思うならば、本人同志が面と向かって言いたい事を言って、喧嘩もして糸口を見つけるしかないと思いますが、本当の事を面と向かってお互い言えない状況というのはどんどん心を費やしますので、病気になるのです。喧嘩をすれば心の中身は発散されますから心を病んで病気になることは無いのですが、その場では言えない、面と向かっては言えないからそのストレスのはけ口はいじめやいやがらせという陰湿な行動になっていきます。


昨日の段階ではお話を聞いて先ずは余り気にならない自分を作ることにしましょうというところで話を終わりましたが、本当は心の中のものを出して喧嘩した方が体のためには良いと思っていますので、時期を見てそのような話もする予定です。このように面と向かって喧嘩できないストレスは、自分よりか弱い立場の人に向かっていじめやいやがらせという行動パターンになるか、自分の心に向かって病気になるパターンが大変多くなります。こういうことは意識ではなく無意識の部分で行われているのですね。喧嘩は意識してしますが、今の社会の心の閉塞感はこの無意識の部分が問題なのです。社会全体が面と向かって喧嘩しなくなってしまっているので、大変複雑な問題が社会に浸透し始めていると思います。


喧嘩なら解決方法があるのですが、こういう陰湿な思考行動パターンはなかなか解決するのが本人同志では難しいですね。私は何時かの時点で面と向かって喧嘩すべきかなと思っています。そうすれば解決の糸口も見えてくるし、心を費やし心を病んで自殺などもっと大変な事態を回避できると思うのですね。生きるか死ぬかくらいに心を病むのであれば正々堂々と喧嘩している方が相当ましだと思います。喧嘩をしない世の中になったので陰湿ないじめが横行するようになったのでは無いかとも思うのですね。


面と向かった喧嘩は一見悪いように見えますが、陰湿ないじめよりは100倍ましだと思いますね。決定的な対決は避けながらウジウジいじめや嫌がらせを続ける方が余程心を費やし、心を病む事になると思います。何れにせよ、私も初対面から「じゃあ喧嘩しなさい」とは相手がびっくりするので言えません。話を聞いて「相手は変らないけれども、自分は変わることが出来ます」程度の話をしてしまいましたが、本当の解決を目指すのならば嫁と姑が面と向かって喧嘩する方がまだ良いと私は思っています。そのほうが解決する糸口をつかめるのですね。陰湿ないじめや嫌がらせはする方もされる方も普通本人が死ぬまで続きます。解決の糸口などありません。残念ながらそのようになっているのですね。


これは難しい問題ですが、正々堂々言いたい事を言う勇気が必要だと思います。その結果として喧嘩になることもあるとは思いますが、陰湿ないじめや嫌がらせで心を費やし病気になるよりかは相当良いと私は思います。喧嘩には解決方法がありますが、外に出せないストレスが原因で陰湿な心の状態になるのにはなかなか解決方法がありません。ただ喧嘩するだけの勇気が本人にあるかどうかだと思います。どちらが良いか決めるのは本人ですが、どうも世の中とはそのようになっているみたいですね。こういうことを聞くたびに、猫のトラはいいなあと私は思います。トラも他の猫と喧嘩する時はしているみたいです。あるがままで生きていますからね。このような生き方は私たち人間も学ぶべきだと私は思います。


合掌


仏光




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