感謝できる心
● 弘法大師は
「きれいに咲いたあの花も時がくれば散っていく。人も同じ草でも木でもこの世の中に
変らないものは何一つとない。桜の花のように咲くときにはうんと美しく咲き
おいしい実をならせて人の為になり役目がすめばきれいに散っていく
人の世もこうでありたいものだ。いつでもできるだけのことを力いっぱいやり
人のため世のためにつくし、どんなことがおきても心配のないようにしっかりとしておく。そうすれば歳をとって、花のように散っていくことも少しも苦しみにはならないのだ」ということを我々に教えてくれています。
★望みを一つだけ叶えてくれるとしたらあなたは何を望みますか
・・・・・・私はどんなことにも「感謝できる心」を与えて欲しいです。(心を育てる会会報より)
何事があっても感謝できる心を育てるのが禅の修行です。私は以前、もうお亡くなりになった入門当時の老師に「愚痴や不平不満で生きるのではない!感謝報恩の心で生きよ!」ときつく戒められたことがあります。その時は「でも世間で生きていたら愚痴の一つも言いたくなるよ!」と思いましたが、修行が進んでくると老師が言っていた事がよく判るようになりました。「なるほどなあ」と思います。だから今の自分に愚痴や不満が無い訳ではありませんが、やはり減りましたね。要するに自我が減ったのでしょうね。その分幸せになったと思いますよ。
合掌
仏光
仏光さんからのお願い
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