企業コンサルタント経験の長い経営学者による企業統治論および評価論。経営研究の実戦経験の濃さが分析に現れている。主張としては、部長クラス=ミドル層の経営参加は可能か、というもの。とりわけ、「持ち合い批判」「投資家優位」「同族経営批判」「親子上場批判」「委員会設置会社」などの現代の企業統治トレンドが言われる中で、経営はどのように評価されるか、職場を構成する幹部職員による経営参加はどのようにしてなされうるか、という立場から実例をあげて考究している。


部長の経営学 (ちくま新書 715) (新書)