『vibrant』を振り返る | みのむし の すみか

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蓑虫がメドレー、好きなもの、どうでもいいこと...とか文字にして投稿する場所
基本自分用ノートみたいな感じなので読みづらかったらごめんね

怠けてたらもう投稿から2ヵ月以上経っちゃったんですけど vibrant について振り返ります。

vibrant  (Twitter)

 


このメドレー、vibrantって言うんですよ
自分的にはかなり頑張ったので見てください!

 

 

制作のきっかけ 

 

実は最初からメドレーを作ろうとしていたわけではありません。

全く別名義でメドレー以外の活動を始めるための1本目の動画を作ろうとしていました。
そこで自己PR動画的なものを出そうと思い、自分が出来ることはなんだ!と色々考えた末に映像が付いたメドレーを作ろうということで、結局メドレーに戻ってきてしまった形になります。
ちなみに、蓑虫で投稿することにしたのは完成する3,4日前とかです。

 

 

コンセプト 

 

この動画を考え始めた当初は自己PR的な役割を持たせたかったので、自分に出来ることをふんだんに使い、出来るだけ多くの人に気に留めてもらう動画を作ることにしました。
自分のメドレーのモットーでもある『好きを形に』を前提に、プラスで『メドレーというものを出来るだけたくさんの方に理解してもらう。楽しんでもらう。』を目標に制作しました。

そのためターゲットはめっちゃ大雑把に界隈外のインターネットユーザーとしています。

 

以下、普段のメドレーとは違う点。それぞれ意識していたことや決めていたことです。

前提

  • 動きがある映像をつける。 
    ⇒ メドレー『動画』として成り立たせるため
  • X(Twitter)に投稿する。
    ⇒ 人目に触れやすくするため
  • 短い尺にして見やすくする。
    ⇒ 投稿上限の140秒を目安に
  • 少なすぎず多すぎない曲数にする。
    ⇒ 10曲前後
  • ニコニコメドレーの手法からは外さず、音源として聴いてもメドレーとして成立するものにする。 
    ⇒ 
    プライド

選曲

  • 幅広い層に伝わる選曲にする。
    ⇒ ジャンルメドレーにはしない。
     → 『色々なジャンルの楽曲が繋がっている』点はメドレーの面白さの一つだと考えているから。
  • なるべくボーカル曲を採用する。
    ⇒ 映像が作りやすいから。
    ⇒ 『歌ってみた』みたいな派生動画を作りやすくするため
       (歌ってみたの投稿0件です;;)

構成

  • 短い尺で展開を作る
    ⇒ メドレーの140秒は短いけど、Twitterの140秒は長いから構成で絶対に飽きさせないようにする
  • 重ねはなるべく違うジャンル同士の曲を重ねる
    ⇒ この曲とこの曲が!?って思わせたい
     → メドレーの魅力

アレンジ

  • 下手だからがんばる
    ⇒がんばる。

映像

  • 出来るだけ同じ表現を繰り返さない。色んな魅せ方しよう。
    ⇒ その方が面白い
  • 曲名は最後にクレジット
    ⇒ 動画のコンセプト的に補足情報を動画内に写すと世界観が崩れそう
  • メドレータイトルは動画内に載せない
    ⇒ メドレーを普段聴かない層からしたら「メドレーにタイトルなんてない」が当たり前だと思った。急にメドレータイトル出てきて「何?」になってほしくない。
  • ボーカル曲は歌詞表示させる(出来るだけテキストいっぱい動かしたい)
    ⇒ ボーカル曲のボーカル要素を無視するべきではない。インストアレンジなら尚更必須
  • 各楽曲が持つ背景情報を無視せず、なるべく権利周り引っかからなそうな映像を作る(一部諦めて加工してシルエットに)
     →MAD系の動画と間違われないようにしたい
     →見ていて引っかかりそうな要素を少しでも省きたい
     →直接素材は使わないでモチーフや再現を入れる
     →あくまでメインは『メドレー』で音源から意識が逸れすぎないようにしたい。
 

 

シーンごとの解説 

採用理由や、意識したことなどをシーンごとに分けてまとめて書いていきます。

曲リストや動画を見ながら読むといいかも

 

Scene1
I Wonder , 動く、動く

 
 

『I Wonder』がカッコ良すぎで超ハマってたのでここから構成考え始めました。

この曲であれば歌詞に合わせて色んなテキストの魅せ方が出来そうな気もしていたのでちょうどよかったです。

音が止まった 色が変わった 空白だった

動く 動く

と、途中で『動く、動く』が入ってきますが、歌詞的に相性が良さそうだったので一瞬だけ割り込ませました。(メドレーならではの魅せ方じゃない?)

 

効果音みたいなの色々盛り込んでキャッチーにしました。

ドラマみたいだ → iPhoneの動画撮る時の音

鼓動が鳴った  → 鼓動の音

みたいに色々音鳴らしてます。

映像ではを口笛に合わせて動かしているのもそうですが、全編通して音との同期も意識しました。
「動く 動く」で✦️がネジを巻く音?と合わせて回ってます。
オルゴールみたいにネジを巻いて少しずつ戻っていく演出を入れてます。気づいたかな?
 
全編通してですが、出来るだけ空間の有無を意識して立体空間と平面を上手いこと交互にいったりきたりするようにしてます。

Scene2-1
動く、動く , Field of Hopes and Dreams

実はここ、I WonderのAメロのリズム帯を軸に、Field of Hopes and Dreamsの伴奏を鳴らしています。メドレーとして意味があるアレンジをしているつもり。
DELTARUNEUNDERTALEの楽曲はゲーム楽曲の中でもTobyブランドとして地位を確立している印象なのでわかりやすい曲だろうと思い採用しました。(それもあるしField of Hopes and Dreams普通に昔からずっと使いたかった曲だった)
ここは少女終末旅行を少し意識してモノクロで落ち着いた印象に。次のシーンのために色を使ってません。
真ん中のキャラも描きました。なにこれ。ちゃんと絵描けるようになりたい。
謎の扉が出てきて次のシーンへ...

Scene2-2
動く、動く , Field of Hopes and Dreams ,  だいじょばない

アレンジの盛り上がりと共に色も鮮やかになります。

ここの色は全てField of Hopes and Dreams(夢と希望の平原ステージから取ってきています。トランプのマークが飛んでくるのも、DELTARUNE意識です。直接キャラを見せられないならモチーフを使おう!原作ファンには伝わると良いなと思い盛り込んでます。

こういうの映像よく見ますがなかなか難しかったです。

だいじょばないは歌詞が途中から出てくる形で登場。実は一部歌詞を間違えてました。本当に悔しい。

全体的に明るい印象のここまでですが、だいじょばないのサビの終わりの刺激的の部分を使って一気にダークな雰囲気に持っていきます。

Scene3
新世界より ,  Death by Glamour

新世界よりDeath by Glamourらしくオケヒで鳴らしたりしました。

ここの新世界よりは元々生音メインだったんですが、シンセに変えて正解でした。

 

たくさんの観衆と向き合ってメタトンが躍ってるよねみたいな構図が作りたかったです。

ここはもうメタトン要素をここぞとばかりに映像内に盛り込んでいます。

爆弾、ミラーボール、弾撃って壊すブロックみたいなやつ、スポットライト...

観衆を新世界よりに合わせて跳ねさせているのはこれの影響を受けてます

このシーンの後にカメラが正面に来ますが、UNDERTALEっぽく平面意識です。

なんかだいぶボヤけてますが、諸々の事情で仕方が無くこうなりました。

Scene4
Death by Glamour , ビビデバ

 

ビビデバメインのシーン。このメドレーのサビと言っても良いでしょう。

大好きな曲だし、超有名曲ですね。なんなら作りながらもっともっと好きになりました。

リードの打ち込みも伴奏も気に入ってます。自分にしてはアレンジ上手くいったかな...

カメラが大胆にぐるんと回って壁を貫通するシーンチェンジは、本家ビビデバのMVに影響されています。

シーン3でカメラが正面に来るのもここのためです。

僕にはこんなに凄いMVは全くもって作れないですがリスペクトの気持ちを持って作りました。

全編通して空間の有無を意識しているのはここのためと言っても過言ではないかもしれないです。

てかこの曲どんだけ聴いても飽きなくてマジですごいです

 

カボチャの馬車(馬無し)の退場、やけにハリボテな感じで斜め上に向かって進んでいきますが、ここはUNDERTALEのおふざけっぽい挙動を意識しています。

このスポットライトはさっきのメタトンを照らしていたものだったり、オブジェクトがどれもカクカクしているのも裏にDeath by Glamourが重なって流れているからです。

重ねの映像表現を工夫して見たかったので色々やってみました。

「注意♪注意♪」のとこはスポットライトの電気が切れて暗くなってます。

 

ここからは完全にMV意識です。一応ゆっくり見るとわかりますが、お城の絵は線と中の色でしっかり別々に塗られるように動かしています。
絵がだいぶハリボテなのはイラストっぽさを一応狙ってる...かもしれない。(上手く描けないから下手に振り切った)
その上でなんか色々光とか合成。この辺も元MV意識です。
後ろにはなんか変な色した絵が飾られています。お城だし、絵くらいあるよね。
そして星街シルエットが絵の中に吸い込まれてこのシーンは終わります。
 
お城の中の入ると言えば...?
 

Scene5
ビビデバ , メインテーマ(ボムへいのせんじょう)

マリオ64の絵の中に入ってステージを選ぶまでのシーンのパロディです
マリオ64はやっぱ知ってる人多いよな~と思ってゲーム好きな人に伝わったら嬉しいなと思い採用しました。
うおおおおおおおおおおおお
ここの重ね思いついた時は興奮が止まりませんでした。自信ある重ねです。
ボム兵メイン→ビビデバメイン→ボム兵メイン→ビビデバメイン(2周目は同じくらい)
みたいな感じでメインになる曲を交互にしています。初っ端のボム兵のインパクト強めて、後からあ、重ねだったんだ!にするためです。
これは作業通話中のnicariaさんに聴かせたときに起きた事故からアドバイスをもらって、ちょっと形変えてこんな感じになりました。ありがとう。
良い重ねだなあ。

 

この動画のボム兵の戦場パート(0:32~)から影響を受けています。

 

途中でアイデアが浮かばずなんかやっつけ映像みたいになってしまったのが心残りです。

 

Scene6
メインテーマ(ボムへいのせんじょう),  POKÉDANCE

aviutlでマリオ64再現パートきた!

テクスチャ作って画像ループとかで並べたり、コインの画像を作って、立体化で柱状にしたり...

色々やってとにかくそれっぽくしました。どう?それっぽい?

やってることは単純ですが、これをやろうと思いつけたのが嬉しかったです。

あとここめちゃくちゃ重かったです。

 

ここのアレンジも気に入ってます。ボム兵超好きな曲なのでアレンジ上手く行って嬉しい

ボイスサンプルのHey!をテキストで出して、 POKÉDANCEの歌詞冒頭のHeyに繋げるのとか我ながら丁寧だなーって思います。

POKÉDANCEは元MVを意識しつつ、テキスト動かしたり色々動かしたりしました。

絵が描ければ躍らせたのに...

ちなみに自分が踊って動画に使う案もあって、ビビデバとPOKÉDANCEはダンス練習しました

 

Scene7
POKÉDANCE

POKÉDANCEBメロを使ってラスサビ前のCメロパートみたいな作りにしています。
POKÉDANCEがやたら長く軸になっているのはもう僕がずっっっっっっとメドレーで使いたがってたからですね。ようやく使えたんです。
ここは図形をいっぱい散らしつつ、落ち着いたアレンジに合うようにしました。
ここで使ったAviutlのスクリプトなんですが、スクリプトの名前が思い出せなくてめっちゃ困ってたところを闇鶴さんに助けてもらいました。ありがとう。
get up and dance!
のところで一気にエネルギッシュになってラスサビへ移行するの良いな~
 

Scene8-1
POKÉDANCE ,  Hurrah!!

最後なんでパワフルなアレンジです
 
立体空間でカメラの位置をコロコロ変えてます
"Choose ya"は手書きなんですが、インスタのストーリーに指で書いているところを画面録画して使いました。
 
このシーン、実はまんまこの動画だったり...

POKÉDANCEの歌詞上部が光ってるのとかお気に入りです。

あと後ろの><は絵文字の画像持ってきて曲面変形で球形にしました。

 

 

Scene8-2
POKÉDANCE ,  Hurrah!!

 

Hurrah!!に合わせて転調です!良いとこで転調するなあ

そういえば縁が虹色なのはにじさんじ楽曲だからなのと、クライマックス感を演出するためです。

 

Hurrah!!の採用理由は、

Hurrah!(Hey!) Hurrah!(Hey!) モテない音楽も 

一緒くたに混ぜて 描いたら
消せない色になるだろう 
頷いて欲しいんだ Hurrah! Hurrah! Honey!

の部分をド直球にメドレーに当てはめて使いたかったからです。
映像でもそれを歌詞に沿った表現をしているつもり...

にじさんじは比較的視聴者層も幅広いため、Twitterにあげることを考えると採用しても問題ないだろうと判断しました。

 

歌詞の出し方でこの動画の影響を受けています

 

最後は大きくテキストが動いて、後ろに曲名クレジットで終わる感じです!

こういうクレジットやってみたかったのでやれて満足

 

 

以上になります!!

書き忘れた事や書いてないことも結構あると思うので、気になることがあれば気軽に聞いてください!覚えてたら教えます!

 

 

 

投稿 

とんでもないことになりました

通知が止まらないってこういうことなんだなってなりました

結果としては2,800RT 27,000ふぁぼを越えました。

人生初の万バズをメドレーで経験することができ、しかも見事に狙い通りどころか想定の20倍伸びてくれました。

今までの自分の経験は無駄じゃなかったんだ!自分の考えは間違っていなかったんだ!と証明できた気がして心の底から嬉しく震えあがってました。

何より昔から僕を知ってくれている周りの作者さんや親しい友人にも一緒になって喜んでもらえたことが本当に嬉しかったです。

 

ただの1回のバズですが、狙い以上に大成功したという点だけでも十分に成果としては大きいと思ってます。

 

ありがたいことに多くの方から嬉しい感想を頂けました。

中でも採用した楽曲それぞれのアーティストのファンの方からの感想が多く、好きな曲で色々な人と繋がった感じがして面白かったです。


 

最後に...

もし機会があれば、なぜ伸びたのかの考察記録や、今後の課題などをまとめた記事が書けたら...良いですね...

でもメドレー作るのが優先かも!

 

あとは絵描いたりもして表現の幅を広げたいです!

これからもメドレーと向き合って頑張っていきます

これからも頑張って良いもの作るんで、投稿されたら見てくれると嬉しいです!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

以上!