1965年、23歳で渡仏。
それから46年間、フランスで絵を描き続けた人物が人吉市にいらっしゃいます。

角谷三千雄さん

東京生まれなんですが、何故か人吉に定住されてます。

画伯(私はそう呼んでます)と出会ってまだ4〜5年。
最初の印象は、『その辺にいる、普通のおいちゃん』『呑んべーのおっちゃん』でした。

しかし、芸術論や、フランス在住時の画壇の話を聞くと・・・・
まあ〜「え?その人って、美術の教科書とか本に出てくる人物だよね?( ̄□ ̄;)」な話。
写真家・彫刻家・版画家・etc etc

大袈裟な話かもしれませんが、私が「写真家」と名乗っているのは
この人のお陰(所為)でもあります。

2015年に、文化庁絡みの仕事で人吉市内の観音像を”私独自の目線”で撮影し、本にしたことがありました。

その本をご覧になったようで、後日
「ハマちゃん(そう呼ばれてる)はね、個展やんなきゃダメだよ」

その一言が切っ掛けで、ようやく「写真家」として生きようと思いました。
30年近くカメラ握ってますが、それまでは「写真家」なんて自分にはおこがましいと思ってたんですよね。

人は出会いからなんですね。

 

4/4〜4/9熊本市の鶴屋で個展が開催されます。
そのための案内状とポスター作成を毎回、僭越ながらご依頼いただいてます。