今日60才になりました。

 

いつもの誕生日とちょっと違う気分になったのは、

今月に入って、国民年金基金の方から電話が来て、

 

「60才過ぎても、年金480ヶ月の満額を払っていない方は足りない月数分の保険料を

支払うことができるので、確認した方がいいですよ」

 

と言われました。

 

写真は最後の年金保険料のお知らせ。

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私は大学生だった20才の時に国民年金を払わなくてはいけないということに気づいていませんでした。

親も何も教えてくれていませんでした。

普通に就職していれば、会社を通じて年金に加入したのでしょうけれど、ずーっとフリーランスで音楽をやっていたので、誰からも指摘されることなく過ごしていたので、実家を出て一人暮らしを始めた時に、国民年金に加入して、払っていなかった年月の分を遡って支払いました。

 

しかし全ての分を遡ることができず、39ヶ月不足になっています。

 

国民年金基金の担当の方は、引き続き保険料や掛け金を支払って欲しいから、「不足分を払えば保険料が増えますよ〜」なんて言いますけどね…

 

39ヶ月分を支払ったとして、一体いくら増えるの?

 

という疑問が湧いたので年金事務所に確認の電話をしてみました。

 

私がもし満額480ヶ月年金を納めていたならば、満額の年金支給額は81万6千円。

(国民年金って少ないですよね。)

それもあって、国民年金基金で掛け金を追加して払っていたんですけどね。

 

簡易的な計算ですが、満額払うと、もらえる年金額が月1,700円増えるのだそうです。

で、足りない39ヶ月分の金額は、ひと月17,000円だとして66万3千円。

追加して払った分を回収するには、66万3千円を1,700円で割ると390ヶ月。

390ヶ月は32.5年です。

すなわち、私が92才まで生きたら、支払った分を回収できる計算になるのです。

 

私が年金に加入した頃の年金料はひと月は5〜6千円だったと思います。

その頃の金額で足りなかった月数分払うならいいのですけど、現在はひと月約17,000円。

当時の3倍以上です。

1ヶ月1,700円増やすために、仕事が激減している現在の状況で17,000円を39ヶ月も払うなんて馬鹿らしい感じです。

しかも92才まで生きられるとは思わないしね。

 

今の若い人たちは、長生きする老人が増えて、少子化で納められる年金が減って、いつ年金支給が始まるかわからない状況になっていますけど、払い続ける状況で申し訳ないなぁなんて思います。

 

そう、年金支給の開始年をいつからにするかも考えなくちゃいけない時期になって来ていますが…

私は、65才から額が少なくても貰おうかなぁなんて思っています。

そのためには、

医療費がかからないようにできるだけ健康でいることが重要になってきますね。

 

17,000円39ヶ月=66万3千円を年金で払うより個人で積立か投資する方がいいんじゃないかしらね。

 

 

 

今回もお読みくださりありがとうございました😊