仕事に必要な楽器が海外引越しの影響で、つまみが取れて通電しなくなりました。
製造から約20年のビンテージの機材なのですが、メーカーがまだ修理をしてくれているので、直ることを期待して修理に出したところ…
ネジがなくなっていて、もう部品の在庫がないので修理ができないという連絡が来ました。
この機材があるとないとでは、仕事の効率が変わるので、中古を手に入れるしかありません。
検索して、オークションじゃないサイトで値段が高すぎないところから買おうと決めました。
ないと困る…早く手に入れたい
その気持ちが怪しいサイトの確認を怠ってしまいました。
名前 住所 電話番号
クレジットカード番号など入力して…
ワンタイムパスワードを入力して下さい と画面が出て来ましたが、
一向にワンタイムパスワードは送られて来ません。
やっちまった!
怪しいポイントはあったものの、手に入れたい気持ちで引っかかってしまいました。
そのサイトの画面をスクショして保存。
すぐにカード会社に電話をして止めました。
その怪しいサイトを自分で調べてみましたら、
- サイトはおそらくC国
- 会社は四国に実在するもの
- 代表者も兵庫に実在する人
- 売り物の写真は全てどこかから拾って来たもの
なのでした。
(名前を使われた会社や人は、その事実を知っているんでしょうか?)
そして、次に私がしたのは、警察への相談。
怪しいサイトに情報を書いたのが土曜日の午後。
警視庁のサイバー被害の相談窓口は平日の受付なので、昨日の午前中に電話しました。
休み明けでなかなか電話が繋がらなかったのですが、対応してくれた方は、冷静極まりない方。
私が話していることが聞こえているのかわからないくらい、受話器の向こうはシーン。
きっと会話が録音されているのでしょうけどね。
私が事情を話すと、
「そのサイトに繋いでみますので、URLを教えて下さい」
スクショした画面を見て伝えました。
警察の方もそのサイトに入力してみて…
「偽サイトですね」
「IPアドレスが外国です。クレジットカード番号は変えられますが、
住所名前など変えられないものは仕方ありません。
今後考えられるものに、送り付け詐欺、携帯に怪しいメールが来るかも知れません。」
「外国のサイトなので、警察が取り締まることができないので、
このサイトの情報を民間の組織に伝えて、サイトが怪しいと警告が流れるように情報を共有する
ようにします。」
私が怪しいサイトで設定を促されたアカウントのパスワードが自動生成で、誕生日とは何も関連が
ないので、芋づる式にパスワードの使い回しかといろんなサイトに侵入されることもなさそうだけど
今後どうなるか警戒しようとなりました。
そして私の住所の管轄の警察署にこの件を登録して、今後詐欺メールなどが来た場合には、管轄の警察に届けるようにということで電話を終了…する前に
「ところで、何を買おうとしていたんですか?」
「音楽の機材です。」
自ら流出させてしまったのは、もうどうしようもないので…
(引っ越す?、今の住まいの価値がかなり上がっているので、売れば儲かるらしいけど)
今後用心するしかありませんね。
皆様もお気をつけて下さい。
今回もお読みくださりありがとうございました😊