建物の外壁などが完成し、窓が入ったあたりで、たいていの場合は一度くらいは営業マンと同行で見学に行くことになると思う。

施主のことを思って、窓には室内側から見ても「トイレトイレです」や「お風呂温泉です」などとわかりやすいように記載されていたりするのだが、外から見ても丸わかりなので、あらぬトラブルを産むこともある。

お隣さんからは「むぅ、その窓はトイレなのか〜〜」と気付かれ、場合によっては「排気口が我が家を向いているのがトイレのダクトでは?」や「あの窓からウチお風呂が見えやすい」など、いろいろな苦情が発生することにつながるケースもある。

この段階で文句を言われてもどうにもならないので、あの窓に貼り付ける説明はない方が良いと思われる。

エアコンの室外機にしても、お隣さんに「ここに置きますよ〜」と伝えて、「ナヌ!そこはやめて欲しい!!」って言う話になった場合に対応できれば良いのだが、対応出来ないくらいなら、伝える意味はあまりない。

特にエネファームやエコキュートなどの大きな設備はお隣さんも敏感な方も多いので、要注意だと思う。

住んでしまって、仲良くなってからだと、文句を言う人も少ないと思うのだが、自宅の方向へ、デーンと大型の室外機やそれに近いような機器がおかれて気分の良い人はいない。
万が一、そういうトラブルになった場合は、営業マンにゆだねて直接の話合いには加わらないのが良いと思う。

できるだけ近隣に配慮した家作りが良いと思うが、あらぬ苦情を受けないような、配慮というか行動も気をつけた方がトラブルが少なくなるので参考になればと思う。