春木屋 (荻窪本店)
麺活に疲れたみなさんを尻目に 黄門武田
まさかのひとり麺活
てか
ワタシ途中参加なんで
まだまだ余裕もありつつ。
荻窪の商店街をひとりで歩く姿
これTBSに知られたら水戸黄門最終回。
助サンも
ましてや
格さんも居ない最終回。
ブッチギリで歩く姿は勇ましく
この小雨降る1月の空は冷たすぎる。
しかし ココロは温かい。
そこに老舗なあのお店があるのだから。
きました
荻窪中華そば春木屋
HARUKIYA
昭和24年創業のまさに老舗。
今なお人気なこの本店はまさに伝説。
この深紅の暖簾
いったい何人の客が通過したのだろう。
この日 外気は相当低いため
店内は曇っております。
美味しい中華そばが
すぐそこにあるという温かみ。
デフォの中華そばを注文しますが
色々確認しとかないと。
しかしながら強気な値段設定。
冷静にこのあたりを見る武田。
強気でも客の入りはいいす。
お店の雰囲気も良くて活気があるし。
フンフン・・
ステキなわんたんもあるようですが。
まずはデフォを食べないことには ね。
口頭で注文します。
撮影許可をとりつつ
のんびりと着丼を待つ武田。
キレイな器がたくさん並ぶ厨房。
手際よく動く店員の捌き。
見ていて気持ちが良いもんで。
ふと見ると こんなものがあるとは。
みそ中華そば
これ美味そう・・
ふたつ注文しようか悩む武田・・
冬限定の風物詩て・・
あ゙ー
どうしよぉぉぉぉおおお!!!(;´Д`)ノ
て
着丼です。
悩んでる武田の目の前に
置かれたのはこれ
中華そば
この美しい顔立ち。
心地良いまでのスープの香り。
ネギにメンマ、伝統の三角海苔
そしてチャーシューの構成。
これは期待できそう。
以前食べた久我山の甲斐 を思い出す。
もちろん順番は逆だが。
うまいうまい病がまたやってくるこの予感。
レンゲをスープに通します。
このひと口目。
熱々のスープはかなりの衝撃。
煮干の風味がしっかりと感じられ
あとでじわじわ動物出汁の旨味がしてくるスープ。
感心したのは表層の油。
独特な旨味が増す上に香ばしい口当たり。
これまた
口の中でじわりじわり効いてくるカエシの旨味。
ブレも多いみたいだけど
今回はメチャクチャ好みだわ・・
麺は中太ややちぢれ。
このもっさりとした食感最高ね。
加水も適度だしスープにもよく絡むなんて。
噛むたびに出汁の旨味が滲み出てくるステキな麺。
スープの風味と旨味を一気に
麺が運んでくれるこの感じ。
喉越しの良さは最近喰った中でも屈指ね。
ヤバいです これ。
少し硬めをイメージしてたけど
意外にもホロホロ柔らかいチャーシュー。
ももかな?
とてもジューシーで
旨味をしっかり吸ったステキな豚さん
ステキです。
8.5点/10点
期待通りの美味さ。
それはとても貴重なこと。
甲斐と比較すると
こちら春木屋本店の方が脂分が多く
魚介風味が少し弱いとこでしょうか。
その分鶏出汁が半端無くジワーっと効きますが。
あと
CPはどうにかならんもんかね。
気になるのそれくらいかな。
いやいや ごちそうさまでした。
老舗の中華そば
たしかにいただきましたので。
恐るべし荻窪の名店。