もりの中華そば (港北区網島)
ヒトはなにかを継続するとき
その在り方や歩幅について
なんども迷うことがあって。
それはときに向上心であったり
単なる迷いであったり
億劫であったり。
ふざけた記事を並べて来たワタシとて
自分の在り方については
実に大きく考えることがあるわけで。
しかも それは
また違うヒトにとっては
全く関係がないことであったり。
ワタシの話を親身になって聞いてくれる
ハッスー さんと引き続き麺活です。
実際たくさんのヒトたちから
連絡を受けるワタシは幸せ者かもしれません。
いい加減で適当なワタシに
そっとコトバをかけてくれる方々に
感謝をしたいのですが
お店に着いたようなので。
もりの中華そば
2011年11月OPEN
開店の30分後に到着。
店頭ではすでに10名の並びです。
さむいさむいと言いながら
それでも食べたいラーメンがあるというシアワセ。
この武田BUBUの象徴
ダルマのタケちゃん
あのオトコ にパクられないかも心配・・
それ以上に心配なのはこのブログ
いったいどう舵をとればいいのか。
その応えも最近分かったような気がします。
ご存知の方もきっと多いことでしょう。
ここの店主 森さんは
荏原中延の名店 多賀野の出身。
期待以上に
これは何かやってくれると云う安堵感。
そして
地域からも愛されていると云うプチ多賀野感。
地元の鶏を使用した地域密着型の展開。
痛いくらいにステキです。
丁寧な作業
丁寧な行程
丁寧に繰り返される努力。
最近の有名店
少し怠慢な現状も在る気がする。
それは憤慨するレベルではなく
哀しいお話。
メニュー構成はご覧の通り。
中華そばとつけそばの2本立て。
撮影許可をとり しばし店内を眺めるふたり。
ここで気付くのは店主の森さん。
たしか多賀野で笑顔をふりまきながら
ビンビン動いてたまさにあの方・・
多賀野から継承された感覚や技術以上に
その雰囲気までもってくる柔らかさ。
当然 お店はなんとも温かい雰囲気。
30分以上も並んだことも忘れていたら
森店主からひとりひとりに
寒い中ありがとうございます と。
森店主や奥様の人柄なんだろう
地元の方々やこの店の一杯を愛するひとで
店内は溢れている感じがよく分かる。
一度行ってみて下さい。
平鍋で個々に火をかけられたスープはアツアツ新鮮。
見てるとその鍋にも
大量の煮干しが据え置かれて
追いがつおがそのまま丼に注入される。
きました
中華そば
この顔を見てやってください。
国産の豚や鶏、煮干しに鰹節、鯖節、昆布など
自然の旨味を生かした体に優しい一杯を目指しております と。
具の鮮やかさ。
提供されるまでの過程。
手元にきたときの香り。
このスープ美味いす
コトバではうまく表現できないくらい
なんともバランスの良い絶妙スープ。
口に運ぶと魚介の香りをぶわっと感じて
動物系の旨味が口一杯に広がります。
高温のスープのコワいところ
魚介の風味が飛んだりしますが
ここのスープ
そのギリギリをいってます。
麺は
中華そばのみ 多賀野と同じ麺を使用とのこと。
つけめん用は少し太く 独自で改良したようです。
恐ろしくて食後に
森店主に聞いてみました。
麺箱から麺を丁寧にあげ
比較して見せてくれ説明を受けます。
程よい加水にステキな喉越し。
スープの旨味を上品に拾った麺。
溜め息が出るわ これ・・
豚さんの印象も悪くないす。
正直あまり覚えてないす。
すいません。
ラーメンとは奥が深くて。
その環境や接客、出で立ちや体調など
たくさんの状態が影響しますが。
ごちそうさまでした
ではなく
ありがとうございました
と言える店はなかなかないしょ。
9点/10点
モリチュウ うまいです。
行かれる方は是非
森店主の表情と動作を見て下さい。
個人的にすごく好きなお店です。