TOY DOLLS / The album after the last one
出るぞ、出るぞと言われて早5~6年。
本当に待望過ぎる新作が発売されました!
レコーディングに取りかかってるとか、“来年には完成予定”とかの情報は入ってきては忘れ去り、本当に待ちくたびれていました。
TOY DOLLSは70年代から活動しているUK POP PUNKの生きる伝説であり、ここ日本でもアーティストを含め数多くのファンがいます。
ただ、僕自身が彼らを薦めるときには必ずきまって“好き嫌いがあると思うんだけど”って言葉を付け足して聴かせます。
と、言うのもボーカルであるオルガの声とそのTOY DOLLSサウンドは個性の塊。
人を食ったような、海外のアニメ・カートゥーンから飛び出したような歌声にドタバタのガチャガチャでエッジの効いた切れ切れのギターソロ。
僕はこれが好きであり、ずーっと変わらないこのスタイルが好きなんです。
本当にずっと変わらない。
前作のタイトルが『OUR LAST ALBUM?』で、変な雰囲気を醸していましたがそれもまた僕らをおちょくっていただけ。
あれから8年も経つのに、いや、1stを出したときから変わらないTOY DOLLSサウンドが今作でもすぐに感じ取れました。
再生ボタン押して前枠みたいなイントロの曲でも
「これこれ!本当かわんねーな(笑)」
って直ぐにわかりましたw
ちょいと違うと言える事もある。
メンバーは唯一のオリジナル・メンバーであるオルガに加え、トミー(Goober Patrol)とダンカン(SNUFF,BILLY NO MATES)と言うとんでもない構成。
やはりありました。ダンカンがボーカルを取る曲、M-7『DON'T DRIVE YER CAR UP DRAYCOTT AVENUE』。
これだけはもうダンカン色に染まってるねwww
本当に好き嫌い別れるかもしれないけど、ライブを見ずに“嫌い”にならないで欲しい。
彼らのライブは初めて観た人でも笑顔にしてしまう力があるのを僕は知っている。
今作を聴いていても“ここでオルガが飛んでるな”とか“ステージ走り回ってるな”とかの情景が目に浮かびますよ(笑)
これを聴きながら再び来日してくれることを切に願ってます。
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LIVEは本当にこんな感じ!
