手法については初心者がまず気になるところだと思うが、手法を選ぶ基準をしっかり提示しないといけないと思ったので、今回のブログでそのことを話させてほしい。トレードを始める上で手法に関する罠というのはいっぱいあるからだ。
その中で一番怖い罠が巷に溢れるインチキ業者の旨い謳い文句に騙されて情報商材を買った挙句、小手先だけのインディケーターマニアになってしまうというものだ。
なので、この手法についての選ぶべき基準というものを俺が失敗した体験を下に提示していきたいと思う。
俺もチャートコーディネーターという仕事をしていて全然儲からなかった時期があるって話したよね。まぁ…なんだ、そのぉ…、俺もインディケーターマニアという罠に嵌ってしまったその一人なんだ(涙)
あれは7ヶ月間も成果が出なくてもう途方にくれた時のことだった。本屋に入り、投資書籍コーナーである一冊の本に出会うことになる。その時は表紙が明らかに胡散臭くて目に入っただけなのだが…、最初は「なんだ、日本人が書いた本か?」と手にとってみたら、そこには目から鱗の発見が書かれていた…。
「チャートに服を着せるのは止めて、裸(シンプルなチャート)になろうぜ!(笑)」みたいなことが書いてあった。
その本の名前はこれ↓
超カンタン アメリカ最強のFX理論
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ロブ・ブッカー&ブラッドリー・フリード
扶桑社
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この本はアメリカで有名なFXコーチのロブ・ブッカーの手法について書かれた本でその弟子で日本語堪能なブラッドリー・フリードが翻訳していると思われるので、メチャクチャ読みやすい。(パンローリングから出ている本は参考になる投資本が多いが、いかんせん翻訳者がヘボいとどうにもならんくらい読みにくくなる。マーク・ダグラスの名著「ゾーン」とかはその被害者の例だ。)
この本は資金管理からバックテストまでトレードにおける基本中の基本がとりあえず全て網羅されているので、初心者には絶対にお薦め。トレードの正しいイロハを知ることが出来る。そうそう、基本的に投資本というのは青い目の外国人が書いたものにしかお話にならないから注意してね。日本人の本は買わないこと!って覚えておいて下さい。
ちょっと脱線しちゃったけど、この本に書かれているロブ・ブッカーの手法における基本スタンスはインディケーターは1~2つまでしか表示させちゃいけないというものだった。また世界中のトレーダーが注目しているのはレートであり、まずはチャートありきっていうスタンスを持っていた。この中で紹介されている2trendyという手法とかはまさにそれだね。実際に俺も2trendyを使ってポンド円で100ピップとか取ったこともある。チャートコーディネーターに就いていたときには考えられないことだった。
それ以来、とにかくシンプルなチャートだけでバックテストを繰り返すようになり、自然と利益も出始めるようになった。その結果としてFXの手法における俺が重視するようになった基準は以下のものになった。
①ローソク足・トレンドライン・レジ・サポという基本中の基本のテクニカル分析を重視している手法であること
②ごちゃごちゃチャートにインディケーターを表示させていないこと
③フォレックス・テスターでバックテストがちゃんと再現できるシンプルな手法であること
特に①と③について話したい。
①とかはまず100%初心者が陥る罠と言っても過言ではない。前に話した「物事は難しくなければいけないもの」と考える習性が人間にはある。これは子どものころに経験している受験勉強という体験が大きく影響していると思われる。つまり難しい手法、複雑なインディケーターじゃなければ儲けられないんじゃないか?って考えてしまうということだ。
前にも話をしたが普通の人が正しいと感じていることは相場の世界ではだいたい間違っていると思ってもらっていい。
だからインチキ業者の「この手法の肝はMACDとストキャスの秘密の設定にあるんです!」みたいな謳い文句にコロリと騙される。特にトレードでまったく勝てない時期というのは人間、自己憐憫を感じ、誰かにすがりたくなる。そういった人間の弱い心につけこんでくるのがインチキ業者なんだ。奴らの方が心理的に上ってことなんだな。
MACDにしろ、ストキャスにしろ、その設定にしてそれを重視しているトレーダーが他にも大勢いないと価格というのは自分の有利な方向へ動いてくれないという相場の基本的な真理がその時はわからない。この真理を考えたときに、一番世界中のトレーダーが見ているだろうと容易に予測できるのはレートであり、意識されている抵抗線・支持線・トレンドラインなんだ。だから情報商材なんかの手法をやるぐらいなら、ロブ・ブッカーの2trendyで1000回バックテストした方がよっぽど自分のためになる。意識されている価格帯を抜けた時の動きというのは必ず共通点があり、それを発見できるからだ。そこに1個か2個のトレンド系のメジャーインディケーターを加えればそれで十分だと俺は思う。
③について。①と関連するがフォレックス・テスターがだいぶ認知されてきており、本当に嬉しい限りであるが、よく次のような質問を掲示板でする人がいる。「○○のインディケーターがフォレックス・テスターにはないので、どこかで配布してませんか?」っていうやつだ。
フォレックス・テスターにすら標準でついていないようなインディケーターを世界中のトレーダーが見てんのか??って考えてくれぇーッ(涙)!!
また自分の命ともいえる銭を一つの手法に託す以上、このバックテストをやりまくって、トータルで勝てるという確信を持たないといけないのだから、フォレックス・テスターで再現できないような複雑な手法は止めた方がいい。確信が持てないような手法でちゃんとターゲットプライスまで持ってられるはずなんかないからね。
もちろん複雑なインディケーターを組み合わせて勝っている人もいるかもしれない。でも俺は勝てなかったし、手法ではなくそれを扱うトレーダー個人の心の持ち方に本当の重要性があるという信念を持っているんで、そんなに手法にこだわっていない。トータルで勝てるものであれば簡単であるほうがいいんじゃないかなくらいにしか思っていないのでそのあたりをご理解くださいまし。
長々と話してしまったが、次回から今度こそブログの紹介をしていくことにします。
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