いよいよ第83回選抜高校野球大会が開幕しました。
黙祷から始まる崇高な雰囲気の中、元気いっぱいの高校生達の姿が眩しかったです。
大会関係者の挨拶では、この大会が延期、最悪中止になる可能性があったことを示されておりました。
しかし、一生に一度の甲子園でのプレイになる選手が殆どですから、勇気をもって、開催を英断された主催者・関係者に拍手を贈ります。
泣かされたのが創志学園・野山主将の選手宣誓！
◆宣誓全文
宣誓。私たちは１６年前、阪神大震災の年に生まれました。いま、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられ、大きな困難を乗りきることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。「がんばろう！日本」。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。
会場から大きな拍手がおきました。
テレビを見ながら、目頭が熱く熱くなりました。
神は彼に、この大役を生まれる前から与えていたんですよね。
創部１年目で出場して「選手宣誓」ですよ。
しかも阪神大震災の年に生まれて、東日本大震災の年に初出場！「選手宣誓」！
これは、彼の運命だったんですね。REINCARNATION！運命というよりは宿命なのかも！
被災された地区の高校生諸君の大健闘を期待しています。
そして・・・
長崎県の波佐見高校諸君！春は初出場ですが、波佐見旋風を巻き起こして下さいね！