そのまま辛抱強く
夕方までは待ったけど




連絡が来ることは無くて











やっぱり何かあったんじゃ………








そう心配し始めた俺は



手が空いた時間に彼女へ電話を掛けた。
















コールの音は鳴ったから
電源は切れてないようだけど





彼女はなかなか出ない。










ダメ元ではあったんだけど



出ることを願って俺はひたすら待った。


























あんまり出ないから
一旦切るしかないかなと思ったその時






微かにごそっと音がして









やっとのことで繋がった。