少し沈黙になって
やっぱ私は重い女だって
引いてるんだろうなと思っていると
はぁぁ………という溜息の後に
オッパは
「そんな理由だったら早く辞めな」
呆れたような声でそう言った。
「そんな理由だと全然思わなかった…」
「ごめんなさい……。
でも……そうでもしないと………」
オッパはこんな私を
バカだなと思ってるかもしれないけど
私は必死だった。
それはBTSのファンだからこそ……。
「俺は今後も活動は続けるつもりだけど
モヨナが芸能活動辞めたって
距離は生まれないから。
だって思い出してみ?
俺が図書館に通ってた時は
モヨナが芸能界に入った時より
俺たち上手くいってたと思わない?」
そう言われて
確かに………と思った。