「あのマネージャー

モヨナの背中触ったの見て

俺すごい嫉妬してたけどね」





彼のストレートな物言いに

ちょっと恥ずかしくなるも

嬉しくて



「ふふふ…」と笑っていると









彼は急に真面目な声色になって






「大丈夫か?」





と問いかけてきた。










「何が……ですか…?」






「収録途中から見てたけど

なんか………らしくなかった」







そう言われてドキッとした。











え、収録も見られてたの……?






てっきり

終わり際に来たんだと思ってたから


とても動揺した。










「み、見てたんですか………?」







「うん。

早く着いて暇してたら関係者がどうぞって」







「そう……だったんですね………」