「モヨナ。
今後のこと……ちゃんと考えような。
仕事辞めたって良いから。
そしたら俺が養うからさ。
遠慮なく俺に相談して」
彼女にご飯を食べさせるなんて
僕的には大歓迎だし
無理に働かないで
寧ろそうして欲しいくらいなんだけど…
「はい、相談させていただきます。
でもオッパのお金には頼りませんよ?
ちゃんと稼ぎます!」
彼女はそういうのを
あまり好むタイプではないから
やっぱり断ってきた。
ちょっとだけ頑固な所も含めて好きだし
彼女のやりたいように
やらせてあげたい気持ちもあるから
「ふふふ。はいはい」
そう言って
彼女の頭をポンポンと撫でた。
これからのことはゆっくり
彼女と話し合って
一緒に決めていこう……。
そう決意して
彼女との話し合いは穏やかに終わった。