長い時間彼女と泣きながら抱き締め合って
僕は大きな安心感を得ていた。
泣きすぎてクタクタでも
心は満たされていた。
久しぶりにしたキスは
やっぱりドキドキしたけど
懐かしさのようなものも感じていて
すごくホッとして
やっぱりこの先も僕の傍に居て欲しい人は
モヨナだなぁと思った。
彼女が僕を許してくれたから
今度こそ
絶対に彼女を守らなければ……。
お互いの涙が落ち着いた頃
しばらく
見ることが出来なかった愛しい彼女を
じっと見つめる。
「辛かったな……。
ダイエットも過酷だっただろ?
俺が代わってやりたいよ……」
彼女の過酷な芸能活動を物語る
痩せ細った体にすごく心が痛んだ。