「元気ですけど………
少し………疲れてます……」
本音を言った。
オッパと比べたら
全然疲れてる内には入らないとは思うけど
精神的に参ってるのは確かだったし
なんとなく彼には
私の状況を知って欲しいと思った。
ちゃんと腹を割って話さなきゃって
それが念頭にあったから
今まで言えなかったことも含めて
出来る限り彼と
状況を共有したいと思っていた。
「オッパは………………
私と別れたいですよね……」
最初はコミュニケーションだけ…
と思ってたんだけど
彼は見た感じ
やっぱり忙しそうで気が引けて
ダラダラと話すような感じで
私の為に時間を奪うのは申し訳無くて
私は予定を変更して単刀直入に切り出した。
私たちの最終的に行き着くべき結論。
曖昧な感じにならないように
敢えて初めからそう切り出した。