「………はい。
せっかくの機会をいただけたので…
思い出に…」







ちょっと控えめな感じだけど


やりたいと言う彼女に






何と言うべきか僕は悩んだ。
















でも背中を押してやるべきだろうと
思った僕は






「じゃあやってみたらいいよ!
詳細とか決まったら俺にも教えて?」





そう答えていた。










「分かりました!」








内心モヤモヤしながらも







彼女の今からすることを

応援してやらなきゃなと思った。










彼女は

僕の特殊な活動を理解して






会えなくても





それでも
彼女で居てくれてるのだから……。