翔ばない守護天使 9「………はい。せっかくの機会をいただけたので…思い出に…」ちょっと控えめな感じだけどやりたいと言う彼女に何と言うべきか僕は悩んだ。でも背中を押してやるべきだろうと思った僕は「じゃあやってみたらいいよ!詳細とか決まったら俺にも教えて?」そう答えていた。「分かりました!」内心モヤモヤしながらも彼女の今からすることを応援してやらなきゃなと思った。彼女は僕の特殊な活動を理解して会えなくてもそれでも彼女で居てくれてるのだから……。