「誰かがヒョンを
ハメようとしてるんじゃないんですかね…」
ジョングクの発言に
僕はドキッとした。
誰かに恨まれるようなことを
した覚えはない。
もしかして
過去にダンスでバトッたヤツら……?
いや……
アイツらは芸能界に居ないから
さすがにそんな情報網はないだろう…
「誰かに
ヒョンとモヨンヌナの話ってしましたか?」
僕たちのことを知ってるのは
メンバーとマネージャー……
「マネと……」
「他には?」
「えーっと……俺の姉と母と……」
考えてみると
僕の信頼している
身内しかいないような気がする。
そんな人たちを
僕は疑いたくない。
「他には?いないですか?」
そう言われても
すぐに思い当たる人は居なかった。
「浮かばない……」
「そうですか………」