11200kmのコード[9km] | BTS妄想広場

彼には私を忘れて
次へ進んで欲しかった。
だから
いつもより少しキツい言葉で
住む世界が違うのだとハッキリ言った。
でも
なんとなく
彼が落ち込んでいる感じがしたから
少しだけエールも送った。
荷物を少し片付けて
ソファに横になると
彼からまたLINEが来た。
私は鼻の奥がツーンとした。
文面からだけど
彼はいつもと違う気がした。
でも私には
上手く励ましたり
上手く返す器用さはなくて
その文面を見つめたまま
何も出来なかった。
何度も文を打っては消し………
結局
返すことなく眠りについた。

