碧の女神 154とりあえず彼にソファに掛けてもらうと私も横に少し離れて座った。「明後日か?」「うん…」「片付けはだいたい終わった?」「うん……まぁ最低限には」彼に何を言われるのかとドキドキしている私の返事はだいぶぎこちなくなっていた。「そっか……。…………あのさ」私は口から心臓が出てきそうだった。「ちょっと遠距離なるけどいいか?」私はどういう意味で彼がそう言ったのか分からなかった。「どういう……意味?」「俺……お前と別れる気ないから…」