「あ゛?」










俺には最高なのに……












それになんで彼女がこっちで


俺がベッドなんだよ。











俺が来たことで
ただでさえ気疲れしてるだろうに







彼女に窮屈な思いをさせたくないし

疲れてるのは彼女もだから
ゆっくり眠って欲しい。










そう思っての





は?


何いってんの?






っていう反応のつもりが








彼女はなんかキツく感じてしまったようで


なんか怯えていた。










「ごめん話しかけて…」










彼女は何か勘違いをしているのか

俺に謝ってくる。












「普通俺がこっちだろ」






そう言ったら
彼女はキョトンとした。











たぶん会話に食い違いがあったんだけど





彼女は
俺の言ってることの意味を理解して








「私は大丈夫だから
ユンギがゆっくり休んで。
疲れてるんだから」







そう言って

キッチンへ行った。












でも俺は
さすがに彼女は気を遣いすぎだと思ったから







彼女の元に行って








「なんで自分の彼女を
しかも住んでる人を
あんな所に寝かせなきゃいけない訳?
俺のことは気にするなって。
普通にしてろ」





彼女の気遣いを断った。