彼女に写真を見せると
顔を赤くしていた。
可愛い………
僕はパシャッと
彼女の恥ずかしがってる姿を写真に納めた。
「え…?」
「2枚目ゲット~~♪
あ~~キヨ~~~」
「ちょっとやめてって~!」
「あ、俺呼ばれるわ。
じゃ、気をつけて帰るんだよ~」
2枚目の彼女の写真をゲットできた僕は
とても満足して
そろそろ現場に戻らなきゃと
部屋の出口へ体を向けた。
「あ!」
彼女にバイバイのキスをするのを忘れたと
僕は行きかけた足を戻して
彼女の元へ行った。
「え?どうし…」
驚いている彼女をさし置いて
僕は可愛い彼女の唇に
チュッと音を立ててキスをした。
「愛してる…」
最後に僕の本気の想いを今一度伝えて
僕は急いで部屋を出る。
大好きな彼女への再会
そしてまた1歩近づけたこと。
僕にとって
その日は最高の日になった。
僕はウキウキしながら
関係者専用の出入口に向かう。
そこにいる警備員に
「さっき連れてきた子
僕の知り合いなんで
ここに来たら通してください」
と伝えて
僕は急いで楽屋に戻った。