
ジェントルマン社長に共感したこと
自分の人生において
彼の話は有益な気がして
話を聞きに行こうと思ってることを
テヒョンくんに話した。
でも
彼は何か心配をしていて
この前から大丈夫?と
何回も聞いてきていた。
でも、私もバカじゃない。
確信ない怪しい人に
ついて行ったりはしない。
だからそう返して
今度会った時に
ちゃんと話をしようと思った。
彼が私のことを
気にしててくれてるのだから……
たぶんあの社長は只者じゃない。
私が今まで
会ったことのないようなタイプの人で
私にとって
何か良い
大きな影響を与えてくれそうな
そんな予感がしていた。
だから私は約束通りに
待ち合わせの公園へ足を運んだ。
約束の時間になると
あのジェントルマン社長は
私の元へやって来た。
「来てくれてありがとう。
じゃ、僕のオフィスに案内するよ」
社長の後をついて
オフィス街へ進んで行った。
社長のオフィスは
オフィス街の中でも中心部の方にある
30階建てのビルの中層階にあった。
「オフィスは小さいんだ」
社長はそう言いながら中へ入れてくれた。


