その夜


オフィスには
どんな格好で行くといいのだろうかと
一人クローゼットを開けて考えていると



LINEの通知音が聞こえてきた。








チェックをすると


久しぶりのテヒョンくんからのLINEだった。














私は思わず吹き出した。















私が笑いながらそう返すと
返事はすぐに来た。












彼のそういう所が可愛くて
ホントに癒しだなぁ…


そう思いながら彼とやりとりを続けた。










































彼から最近連絡が来なかったのも
スケジュールが過密なせいなんだろうと
スタッフの頃の経験から予測してたから



休みの時間でさえ
そうやって勉強をしなければならない
彼らの大変さを痛感する。


























 






急にジェントルマン社長の話を振られて

覚えてたんだと少し驚いた。






彼におじさんが社長だったと伝えると











私と同じように驚いていた。





























私は彼の返信を見て
吹き出して

それからちょっとニヤついてしまった。






彼と付き合っていく上で

彼のようなモテる男の言葉に
一喜一憂してるような子供ではダメだと
自分を締めていたけど





''俺のヌナ''




と言われたことに

思わず口元が緩んでしまっていた。