''なんだよ教えろよ~''
ジンヒョンが何故か悔しそうにしてて
''誘った?デート''
ホソギヒョンはニヤニヤして聞いてくる。
僕は敢えて平然と
''はい''
と答えた。
''それでそれで?''
''OKぽいです''
そう答えると
何故か僕以外が
''よっしゃ~~~~!!''
と叫んでいて
僕は思わず爆笑した。
''どこ行くの?''
ジミニヒョンが
僕の肩を組んで聞いてきた。
''まだ決めてないです''
そう言うと
ジミニヒョンは思い出したように
手を叩いた。
''日本!
2日あるし、行ってきなよ!
この前旅行で行ってみたいって
言ってたじゃん!
彼女に案内してもらいなよ''
僕はジミニヒョンの提案は
すごくいいと思ったけど
出歩く危険性とか
色々と心配事はあった。
''まだ付き合ってもらえてないし…
マスコミから逃げなきゃですし…''
僕が懸念してる事を呟くと
''付き合うかどうかに関しては
ジョンゴギはイケメンだから大丈夫!''
とジミニヒョンは励ましてくれた。
''問題はあれだろ?追っかけ。
かなり変装しないとなぁ…
俺たち今結構顔知れてるし''
ナムヒョンはたぶん
リーダーとしてそれを一番心配している。
''カツラカツラ!
ジョンゴギにカツラ付ければいいじゃん!''
ホソギヒョンは他人事だと思って
そう言って爆笑してたから
僕は軽く膝蹴りした。
''あとは彼女にも
マスクとか付けてもらえばいいんじゃない?
ピンクのやつとか可愛いよ。きっと''
テヒョニヒョンは
ぶりっ子ポーズをしている。
なんだかんだ
僕のデートの事を考えてくれて
応援してくれる彼らは
本当に良いメンバーだと
こういう時に改めて思う。
''ほらほら早く
日本に行きたいって言いなよ~''
僕はみんなに覗かれながら
彼女へLINEを送った。
