今世のたまごちゃん人生、
折り返し地点を超えましたので
もう色々カミングアウトしても
いいかな…と最近思っています。
すべてを許し手放しています
ちょっと普通の人には、到底
信じられないお話だとそこは重々
分っていますので、どうぞこの記事
スルーして頂いて大丈夫です。
私にとって大きい体験でしたので、
備忘録として記事にしておきます。
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4才の春からそれは始まりました。
(年中さんになった頃)
眠りについた頃、足元に何かが
当たる気配を感じて目覚めてました。
というか、目覚めさせられる。
小さい体(50~60センチ?)
黒い?真っ茶色な顔・からだ
顔も体もガサガサに乾燥してる
めっちゃ痩せてる
首とか太ももすっごい細い
性別不明、しわがれた声
薄い髪の毛がボサボサ
爪がめちゃ伸びてる
目がくぼんでギラギラしてる
いつも空腹でめちゃ喉が渇いてる
※久しぶりのたまご画伯登場
光(階段の電気など)を感じると
キャー!と泣き顔でビビリまくる
そいつは、気がついた私に向かって
いつも何を言うてくるかと言うと。
『…Σ(っ゚Д゚;)っ……ヒッ…』
ママー!!!!!
↑ と叫ぼうとしたら
それがいつもそいつにバレていて、
声をなぜか出せなくさせられて
・・・『声だすな。』
・・・『黙れ。』
・・・『声だしたら食べるぞ。』
いつも足首まで噛んでるみたいにして
うつ伏せでそいつは登場するのですが、
ガブガブ私の足を食べていきます。
だいたい毎回ヒザぐらいまで
食べられていました。
→そして気を失う(寝る?)
→朝になったら居てない
多いときで週に1~2回のペースで
そんな風に目覚めさせられていて、
寝るのが怖すぎるのと夜寝てないから
子供でも昼間しんどい(眠い)ので
かなりこたえていました。
私の母親はまったくの無神論者で
神様ふーん、仏様ふーん、
幽霊なんかいてない、という
当時はそんな人『でした』。
※その後談はまた機会があれば…
でも幼い私が頼っていくところは
親しか無いので
まずは母に必死で詳しく説明します。
いつも怖いやつ来るねん
足、食べてくるねん
もう寝るの怖いねん!
一緒に寝てほしい
『あんたそれ夢みとったんやわ~』
オワリ
ちゃうねん、ちゃうねん
夢なんかと絶対ちゃう
ほんまに来てるねん~ぅぅぅ泣
『怖い夢いっぺん見て、それを
思い出しながら寝るからや。
せやからまた怖いの見るんやわ~』
オワリ
小さい時は、子供部屋で弟と
2段ベッドで寝ていたのですが、
弟は何も知らないと言います。
おばあちゃん…
かくかくしかじか、すべて話すと
『そら怖いなぁ。一緒に寝よう。』と
おばあちゃんと寝た日はそいつは
いつも来ません。
パパ…
『ええ?何やそれほんまか?!
おじいちゃんに言い。』
おじいちゃん…
『どんなやつやった?』
→かくかくしかじか
『そうか~……。』
いつから?毎日くんの?
最近いつ来たん?
たくさん話を聞いてくれました。
信じてくれたんおじいちゃんだけ。
そしておじいちゃんの部屋の仏壇前で
(ちょっと忘れたけど)拝まれて、
そのあと数珠を持って子供部屋に。
再びお経を唱えて(詳細忘れてるけど)
何かやってくれました。
それが良かったのか分かりませんが
その日から半年ぐらいはそいつは
現れなくなりましたホッ
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しかしまた思い出したかのように
久しぶりにそいつがやって来て、
あのしわがれた声で
『声だすな。』
そして同じように足を食べます
ある時、いつもにも増して
ものすごいそいつが怖い日があって
その日は足を食べる勢いが凄くて
ついに太ももまで上がってきて…
体の半分を食べられてしまった所で
気を失いました。
またおじいちゃんに相談して、
また何やら拝んでやってもらって
しばらくは大丈夫なのですが、
また時間が経つとやってくるのです。
おばあちゃんと時々寝たりしながら
やりすごし、結局それが小学校3年生
ぐらいまで続きました。
その後、いなくなったのか
ただ見えなくなっただけかは謎。
とにかくあいつが来なくて嬉しかった
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小さい頃から、誰かのお葬式に行くと
だいたい亡くなった人がその場に
フワフワいてるのが見えます。
ちゃんと正座してお経を聞いてる人、
家族の近くにいてたり、旧友の方へ
来てくれて有難うな!と嬉しそうに
してたり、死んだことが分かって
ないのかな?と思う人もいます。
本当に小さい頃はそれが普通と思ってて
よく母親に
『今日も何も喋ったらあかんで』
『いらんこと言いなさんなよ』と
釘を刺されて(変人扱い)ました。
いつも同じ交差点で三角座りしてる子、
マンションの上階から何度も何度も
飛び降りてる人、
(自分がちゃんと死んだって
分かってないから繰り返してる)
小学校中学年の頃、ひょんな事から
心霊の話になったのでその話をし、
当時、大好きだった男子から
めちゃくちゃドン引きされて失恋。
それがトラウマになってしまい、
『みんなは見えへんのか…』
『絶対に誰にも言わんとく』と
心に決めて、大人になりました。
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そういうトラウマがあったので、
こんなキモい視力もってるのがバレて
友達や彼氏に嫌われたくない一心で
中学・高校・大学・社会人と過ごしました。
ある時には霊能力に憧れてる人?に
心霊スポットに強引に連れてかれた時
『うわ~向こうから女の人
こっちに歩いてくるやん』と。
『近づかれたら私、わかるねん』と
言うので、初の仲間か?とちょっと
嬉しくなってしまい♪
(実際に霊がたくさんいてたけど
こっちに歩いてきてるのはおらん)
どれどれ
どこに歩いてるん
あの木のとこやん
ほら、右の大きい木のとこ
アレなんか足固まって歩かれへん~
えー?どこよ??、、と
ふと彼女の顔をみたら
男の人が彼女の肩にグッと腕を乗せて
首をかしげて彼女をガン見してました。
そら歩かれへんわ
てか、近づかれたら分かるんやろ?
あぁ…ほんまは見えてないんやな、と。
私はずっと黙っていました。
若かったからついてったけど、
心霊スポットなんて行ったらダメ。
俺たちのテリトリーに入ってくるなと
警告してきますよ。
* * * * * * * * * *
前置きが長くなってしまいました。
吉野山善福寺の先生の元で、色々と
実際に勉強させて頂くことになって
はじめての施餓鬼供養の時のこと。
善福寺の先代住職(住職奥様の父親)が
とても素敵な餓鬼棚をこしらえていて
たくさん仏様の名前が彫られています。
善福寺
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奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2291
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