こんばんは、B.T.です。
いつも読んでいただいてありがとうございます。



普段は虫の観察はあまりやらないのですが、せっかく奄美大島から色々持ち帰ったので、たまにはじっくり観察をしたいと思います。

今日はその第一弾。


【 スジブトヒラタ 】


45.3mmの自己採取記録のオス(小っさっ!)

小さくてもアゴとボディのバランスがいいなぁ〜♫
カッコいい!(跗節が1個取れているのはご愛敬)



そのアゴが下に湾曲しているから短いアゴですがノコギリの水牛型に似た躍動感を感じます。



ネブトのアゴを観察した時も思いましたが、この曲線は芸術的センスを感じます!



そして、なんと言っても極めつけはこの背中のスジ!

なぜでしょう?無骨さに?存在感に?
とにかく、私はとても惹かれます。



メスはさらに背中のズジが明瞭な気がします。

この子はまだ泥付きのため、よりスジが目立ちますが、泥が付いているミゾの部分より光沢のあるヤマの感じがなんとも言えません。(^_^ゞ



細部を見ると、なお不思議な構造をしております。

点刻の密度と大きさによってズジが形作られているのが分かります。

どうしてこんなスジが必要だったのか?
どなたか、教えて下さ〜い!(笑)

理由は分からなくても美しい!


神は細部に宿る
ミース・ファンデル・ローエ


至言ですね!



でわでわ。