テレビ東京の「カンブリア宮殿」という番組で、大手地図会社の「ゼンリン」が特集されていました。

 

私、けっこう「地図好き」でして、PC用の「スーパーマップル」も定期的に購入しています。

けっこう高価なんですが、仕事柄あちこちに出張しますし、地図は必需品です。

 

さて、番組で紹介されたゼンリンさん。実は、カメラマンの修業時代にバイトしたことがあります。

テレビの中でも紹介されていた「現地調査員」の仕事です。

 

これがほんとに大変でした。

実は、地図の現地調査の仕事って、「時給いくら」ではなく、「地図のページ1枚につき5千円(約30年前の話)」となっていて。

いわゆる、出来高制です。

そうなると、「どの地図のページを担当するか?」によって、効率が全然違ってくるのです。

ページによっては、「8割が海。陸地も大きな工場ばかり」なんてところがあって、それだと、「3時間も歩けばおしまい。3時間で5千円なら、いい商売」となるのですが、そんなうまい話になるわけがなく。

 

 

マンションが密集するようなところだと、調べる範囲は膨大になります。

なにしろ、マンションの中の「部屋番号と住民の氏名」を全部調べないといけないのです。

 

同じ「500平米」の土地でも、豪華で広大な邸宅なら、その表札1枚を調べればいいですが、そこに世帯数100室のマンションが建っていると、調べる数が100倍になります。

そんなマンションばかりのページに当たったら、「5000円稼ぐのに、丸3日かかる。時給換算すると、200円にしかならない」ってことになりわけでして・・・・・ (※当時の神奈川県の最低賃金は500円ちょっと)

 

「こんな稼げないバイトはできない」ということで、結局、一週間でやめました。

 

カンブリア宮殿では、「いい会社」みたいに紹介してましたが、私からすると「ブラック企業だったぞ」と言いたいくらいでして。

ひどい会社だったなあ。今は、1ページいくらなんだろ??