京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授は1993~96年に、米グラッドストーン研究所に留学し、飛躍のきっかけをつかんだ。今も同研究所にラボ(研究室)をもち、基礎研究に打ち込む。山中教授が「天国のような環境」と絶賛し、小粒だがきらりと光る研究所として知られるグラッドストーンとはどんなところなのか。

【2018/3/11 日本経済新聞】

                                                                  

 

アメリカでは財産を作った人達が

”科学の発展”のために、たくさんの寄付をしていますよね。

 

サンフランシスコにある【グラッドストーン研究所】は、

ショッピングモールの事業で成功したグラッドストーンさんが

【医学の研究】のために勇んで残した建物です。

 

 

 

 

医学の分野では、マーク・ザッカーバーグさんが

巨額な寄付で【ザッカーバーグ病院】を建てたのが有名です。

 

このように、アメリカの研究所は

寄付金や独自の基金、

国や州の研究資金で成り立っています。

 

総務省によると、

2007年の日本の寄付額は5910億円。

アメリカは36兆円。

イギリスは1兆円。

アメリカ人の寄付文化が社会へ広がり認知されていて、

日本とは桁違いですガーンあせる

 

研究資金集めは、

海外では当たり前とされているそうです。

 

イギリスの【ロンドンマラソン】でも、

走者の半分が【チャリティーランナー】!

欧米は国民性かな、人生観が違うキラキラ

 

ノーベル生理学・医学賞を受賞した【山中伸弥教授】ですが、

31歳の時に渡米し、このグラッドストーン研究所に行きました。

研究所は、【カリフォルニア大学】の一角にあり、

今も毎月1週間を”一研究員”として、

ここに滞在し研究に励んでいるそうです。

 

 

 

 

グラッドストーン研究所を

山中教授は『天国のような環境』と絶賛していますね。

その理由は何なのでしょうか?

 

グラッドストーン研究所は寄付の募金活動が盛んなため

安定した優秀な人材を雇用できる環境にあります。

しかし、日本の研究所では

国から多額の支援を受けているので継続して研究することが難しく、

任期付きの非正規雇用となっています。

これでは、仲間が途中で居なくなり研究が思うように進まないので

アメリカの環境が素晴らしいのだというのですらぶ


アメリカ人は遺産や財産をたくさん寄付するだけでなく、

マラソンで自ら得た賞金を寄付をするといった文化があり、

山中教授も賞金をもらうためにマラソンに参加しています。

 

そんな山中教授の思いとは、

『優秀な研究者と一日も早くiPS細胞を作り、臨床で使いたい。』

『安くたくさんのiPS細胞をストックして多くの患者さんを救いたい。』です。

 

 

山中教授と世界の優秀な人たち,

そして、研究を応援するたくさんの人たちの支えによって

生命科学は進歩していくんだなぁ応援アメリカ

 

 


 

情報引用元;

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2791657009032018MY1000/

http://toyokeizai.net/articles/-/202628

https://www.google.co.jp/maps/

https://mainichi.jp/articles/20171203/ddm/016/040/028000c