忙中閑あり | ブラウンの熊たち

ブラウンの熊たち

ブラウン大学在学中の日本人学生(熊たち)がブラウン大学のクレイジーな日常生活をあなたに届けるぜ!

忙中閑あり、と古人は言う。

連日のアポイントメントも、ほとんどが説明会の準備で埋まってしまうなかで、移動のわずかな時間に読むグレートギャッツビーが心の支えになる。

メンバーは本当にがんばってくれている。
それを励みに、毎日メールを書き、人と話し、裏紙とペンを持って今後の戦略を練る。
リーダーになったって、ろくなことは無い、そう僕の信頼する友人は言った。

この孤独感は、プロジェクトをやるたびに、責任が増すたびに深まるばかりである。
いくらメンバーが成長して、しばしば僕の卑小な才能を超越してもなお、企画のスタンダードを決めてそれを実現できるか否かは最終責任者の手のうちにある。

僕が疲れきった顔をすると大抵、誰かがよってきて声をかけてくれる。
それがあるから、もっとがんばれる。

他のみんなのブログを見れば、今回のプロジェクトにどれほどみんながエネルギーを注いでいるのか分かるだろう。
今日だって、昨日いきなり声をかけたにもかかわらず、みんな参加してくれた。
やるしかないのだ。
自分の仕事を。

成果は確実に出つつある。
会場いっぱいの聴衆。ときに涙を流す人が出るほどの圧倒的なプレゼン。
志高い各地の先生方。夜をてっして行われる事前準備。
誰もが知っているメディア各局からの取材。
客観的に、このイベントは既に成功しつつある。

だから、僕はいっそう神経を鋭敏にして、危機を予測し手を打たねばならない。
今年のことだけではない、来年、3年後、10年後まで、目を向けて考える。
戦略家としての自分の力量いっぱいを、尽している。
どこまで行けるのか。人生は険しい。
謙虚に、繊細に、今夜も僕は一人でプロジェクトに思いをむける。

できることを、できるかぎり、やる。
それが僕の流儀だから。

信濃川にかかる萬代橋にて、新潟のメンバーと


疲れきっていても、笑顔の絶えない帰りの新幹線。
発車と同時にリフレクションが容赦なくはじまる。

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