引っ越しに伴い、新たにかかりつけ医を探さなければならなくなりました。
本帰国直前に心臓発作が起きて、ニュージャージーの病院に緊急入院しました。
そのときの診断は「心房細動」。
帰国して親戚の偉いお医者さんに相談したら その診断怪しんじゃね? ということでした。
ともあれ、日本の仮住まい近くの循環器内科に通うことにしました。
そこのお医者はアメリカの「心房細動」の診断を引き継いで、心臓がシェイクされることによってできた血栓が脳に届いて脳梗塞を起こさないよう、血液サラサラのお薬を処方しました。
この血液サラサラの薬が、本当に鬱陶しい。
毎日毎日鼻血が出るんですよ。
ほんのちょっとぶつけただけで青タンできるし。
大腸内視鏡検査、眼瞼下垂の手術を受けたときも、いちいちこの薬が引っかかるんです。
シミや肝斑の治療に効果的な内服薬、トラネキム酸が内服できないのもこたえます。
「心房細動」じゃなかったら、こんな薬飲まないでいいはず。
なので新しいお医者には、是非ともこのあたりの白黒つけてもらいたいと思っていました。
初めての通院日に、一通りの検査がありました。
血液検査、心電図、エコー検査、丸一日ホルスターをつけての心電図観察。
その結果が今日出て、「心房細動」の兆候は見られなかった!
血液サラサラ薬を外してもらえることになりました。
めっちゃうれしい。
いいニュースばかりでなく、軽度の「大動脈弁逆流症」だとも言われました。
あくまで軽度なので、治療の必要はないそうです。
アメリカで入院したとき、私の心臓はいったいどういう状態だったのでしょう。
めっちゃ苦しかったですけど。
医者も慌てふためいてましたけど。
考えても分からないことは掘らないことにします。
肝臓の値もコレステロールも血糖値も正常です。
さあ、ビールでも飲みますか。