2016年10月にタイの国王が崩御し、ハロウィン(10月末)に予定されていたPUNKのイベントが中止になったりしておりしばらくチェンマイPUNKはライブがない状態だった。
既に、年が明けた2017年1月28日にアメリカからMDC(Millions of Dead Cops)とThe Elected Officialsがアジアツアーの一環でチェンマイに来るイベントが決まっていた。

私も張り切ってその日、シンガポールOi!・UNKNOWN SOLDIERそしてインド最初のPUNKバンド・TRIPWIREに声を掛けて、快く出演の承諾を得ていた。
その前日の1月27日には、バンコクやアユタヤからもバンドが来るニュースクール勢のイベントが決まっていて、私がドラムを担当するLANNA GLORYは両日とも出演する事が決まっていた。
その大きなライブまでチェンマイPUNK勢の活動に丸々ブランクが空くのは良くないと考え、12月に入ってからずっとチェンマイPUNK代表・Nuyに「月末くらいにイベントしようやー」と持ち掛けていた。
日にちは12月29日で、と言うことで何バンドかの了承を得ていたのだが、日が迫ってもNuyが動く気配がなかった。
どうやら私的な問題を抱えていた模様。
仕方ない、が一度やると決めた以上、私はライブをやりたかったので、クリスマスイブあたりからハコの確保と出演バンドへの連絡など完全に一人で動く事にした。
取りあえず、時期が時期だけに白黒で簡単なフライヤを作成。
ちょうどその少し前に、LANNA GLORYのFacebookページに、90年代にHelen Of Oi!やOne By Oneなどからのオムニバスに参加した事で知られるドイツのストリートPUNK「BOVVER 96」の女性Vocal・DEIDREからの書き込みがあった。
DEIDREが観光でチェンマイに来るとの事だったので、LANNA GLORYで演奏しているカバー曲の内、歌えるものをピックアップしてもらい、Cock Sparrerなど3曲、歌ってもらう事にした。
場所はLANNA GLORYが4ヶ月前に初めてライブをやった場所でもあるRASTA CAFE。

ここのオーナーと初めて話したが、ライブについて快諾してくれた。

ライブの日まで五日間、と時間がなかったのでフライヤを掲示してくれる飲食店やスタジオなどを鬼のように回って宣伝を行ったが、それ以外の労力は特に要せず、日本で企画ライブを行うよりもはるかに負担が少ない事を改めて認識した。
ライブ当日・12月29日の昼過ぎ、近所のローカル床屋で久々に頭を丸めた。

30バーツ、て書いたあるのに何故か40バーツ要求された。どんなインフレやねん。

自宅から車で10分程の場所にあるRASTA CAFEへ、少し早めのPM6:30に着いた。
ひとつ前のブログに書いた、2016年11月26日・奈良ネバーランドでのイベント「闘争心」の主催者であるトモフミ氏が観光でちょうどチェンマイへ来ていて、ライブを観に来てくれた。
ビールを売るお姉さんと記念撮影に興じるトモフミ氏。
ライブの方、トップはチェンマイのニュースクール系ハードコア代表・THE SUFFERER。
二番手、ガレージ&ハードコアな白人女性二人組・BOBKAT。
三番手がチェンマイSKINHEADS・LANNA GLORY。

予定通り、BOVVER 96のVocal・DEIDRE氏の飛び入りでCOCK SPARRERの「We're coming back」と「England belongs to me」、BLITZの「New age」の三曲を共に演奏し、盛り上がった。
トリがニュースクール系ハードコア・MEANING IN ME。ブレた画像しかありませんでした。
零時前に無事、ライブは終了。
ライブ終了後はいつものように、零時を過ぎてもこっそり(タイの法律では零時以降、売ってはいけない)アルコールを売っている店でビールや氷を買いこんで、旧市街・ターペー門から北へ少し歩いた場所へ移動してくつろぎました。
ほどなくして疲れで眠気が襲って来たのでAM1:00過ぎに帰宅し、シャワーも浴びず、着替えるのも忘れてグラヲさんと一緒に寝ました。
皆さん、お疲れ様でした。
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1. 嵬峨 - 成る
2. 嵬峨 - 揺るぎなき
3. QUESTIONS AND ANSWERS - Boys In Blue
4. QUESTIONS AND ANSWERS - What Am I Gonna Do?
5. QUESTIONS AND ANSWERS - Nobody Cares
6. THE JOiNTED - 男道
7. THE JOiNTED - 打鐘
8. SHOWDOWN - Hope
9. SHOWDOWN - The Power
10. 郷士 - 花
11. 郷士 - 力ある限り
12. ブルヘッド - 混沌とした世
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