ブロンプトンで秘湯へいこうリターンズ。『ブロンプトンで諏訪大社 四社まいり』の秘湯編。

 

 

守屋山ふもとの神宮寺地区は、良湯が豊富に湧き出す隠れた湯の里だ。諏訪大社の帰り道、名湯として評判の共同湯『宮の湯』に立ち寄った。神宮寺源泉(地区配湯)と宮の湯源泉(独自)の二種を楽しむことができる。勿論のこと源泉かけ流しである。


 

本宮と前宮を参拝したあと駅に戻る途中、やってきた。宮の湯は本宮のすぐ近所にある。

 

番台で記帳(感染対策として常連さん以外は住所氏名連絡先を記入)したあとオバサマに400円お支払いすると、「ゆっくりあったまっていってくださいね」。ありがとうございます。

 

シンプルな造りだが、湯が素晴らしいのだ。しっかり高い天井がもうけてあり湯気抜きもしっかりしている。

 

浴室に入ってすぐ右の小さな浴槽には、独自源泉である宮の湯源泉が注がれている。かけ湯ではなく、一人サイズの浴槽で、入って可である。源泉温度28度で、さわってみると、ちと冷たい。あたたまってから入ることにしよう。

 

奥の大きな浴槽はアツ湯である。

 

神宮寺源泉(奥の赤蛇口、源泉温度62度)と宮の湯源泉(手前の青蛇口、28度のヌル湯)の混合で、温度調整している。

 

赤蛇口:神宮寺源泉:混合泉(第1、第2、第3源泉湯の混合)の配湯
成分 ナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性・低張性・高温泉)

源泉温度 62℃
 

青蛇口:宮の湯源泉:敷地内湧出
成分 単純温泉
源泉温度 28℃

 

四社まいりで凍えた身体に最初はビリビリっときたがじき慣れた。これは良い。ジンジンとアツ湯が沁みわたっていく。

 

縁からの溢れだしも極上である。極楽極楽。


あちち、下からアツ湯が。まさかの足元湧出かと思ったら、こんなところにもアツ湯の注ぎ口が。でも、昔は本当に足元湧出だったのかも知れませんね。

 

いつもの炭酸水を飲もうか。

 

熱くなりすぎたので、宮の湯源泉の小さな浴槽へ。火照った体を28度の源泉浴槽で冷やす。火照りが消えたらまたアツ湯へと戻る交互浴を続ける。配湯されている神宮寺源泉よりも、敷地内で湧きだす宮の湯源泉のほうがずいぶんと濃いようで、香り高く、湯の花も多い。いったんあたたまってからだと、28度はなかなか快適です。(もしかすると何度も浸かるうちに、私の体温で宮の湯源泉浴槽の温度が少々上がったのかもしれません。とても小さな一人用浴槽なので。)

 

諏訪の神様のおひざ元で湧き出す二つの源泉を小一時間楽しむことができた。

 

ちなみに、宮の湯へ行く前に参拝した上社(本宮)の手水も温泉である。「明神湯」と呼ばれている。このあたりで井戸を三本掘ったところ全部湯が出て「さすが諏訪大社のご利益」と評判になったそうだ。この湯は宮の湯のアツ湯混合泉と同じらしい。

 

諏訪の神様に大感謝の一日でした。

 

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