ブロンプトンでフルーツの産地を訪ねる旅シリーズ。
なしの季節だ。こういう時期なので感染防止に注意しながら千葉・北総台地に行ってきた。
松戸高塚から市川大町そして鎌ヶ谷のくぬぎ山へかけての国道464号沿いは梨直売所が立ち並ぶ。ブロンプトンで梨を物色しつつも、持参の水以外は一切飲み食いをせず、店の人ともソーシャルディスタンスを保ち会話も必要最小限にとどめながらぶらぶらした。
北総線の秋山駅からスタート。
[走行データ]
ルート 北総線秋山駅→甚左衛門梨園→荒井園→本八幡駅
距離 16.98 km
タイム 1:53:30
平均速度 9.0 kph
北総では8月上旬から幸水がシーズンを迎える。幸水の旬は短く平年は2週間ほど。今年は長梅雨の影響でもっと短くなりそうとの話だ。
最初に立ち寄ったのは、いつもの甚左衛門梨園だ。
甚左衛門梨園の住所は松戸になる。ここの梨の品質は常に期待を大きく上回る。
玉張りの良い幸水が沢山並んでいた。良いタイミングで来たようだ。
甚左衛門梨園から大町梨街道に戻り、梨農家の選果所兼直売所巡りを再開する。大町梨街道は梨のシーズンに入ると梨を買い求めに来るマイカーで大渋滞する。しかし、ブロンプトンで行くと、余裕だ。
店頭でセットにしておいてある梨の価格と個数と具合を見ながらブロンプトンでぶらぶらする。いつものシーズンなら店のオバサンたちから情報収集しながらなのだが、今回は新型コロナで各店舗とも大変そうなので、会話無しということで・・・。
大銀園はよく行く直売所である。
いつも通り、高品質なのにお手頃価格の持ち帰り梨だ。1000円の袋梨(ふくろなし、ビニール袋に入った持ち帰り梨をこのように呼ぶ)と500円の袋梨、いずれもお買い得でとてもおいしそうだ。
大百園はお買い得な値段でいつも大賑わいである。
今年はいずれの直売所も感染防止策を徹底しておられる。その準備の為か、多くの店で開店時間が平年より1~2時間遅めのようだ。そして、あたりまえだが試食はどこも無しだ。
大町梨街道の日枝神社に参拝する。疫病退散と今シーズンの梨の運気が上がることをお祈りする。
さて、北総線の高架をくぐって京成線の踏切を越えると、鎌ヶ谷の荒井園だ。いつも来る。
荒井園があるのは、市川と鎌ヶ谷と松戸の丁度境界にあたり、北総台地の分水嶺となる場所だ。
荒井園さんの梨の品質は確かなのでいつも贈答用に使わせていただく。今年の幸水は梅雨の長雨の影響で大玉が少なく、16玉以上のサイズはもう売り切れとのこと。贈答用は豊水か秋月にすることとして、しかし、今年もどうしても荒井園さんの絶品幸水梨を食べたいので、家用に小ぶりの幸水の袋梨を購入する。
市川大町方面へ戻りながら勘兵衛園に立ち寄る。
新たにカフェができていて、なんだかオシャレになっていた。
最後に大善。幸水はもう売り切れとのこと。早い!
長梅雨で心配していたが、作柄はまずまずのようだ。写真は本日、途中の梨畑で見かけた豊水梨だが、既に300グラム近くの大きさに育っているところ、来週ぐらいの収穫までに更に一回り大きくなるだろう。今シーズンの梨、期待できそうだ。
本日は幸水梨を計15コ購入した。これからも感染予防策をとりつつ、ブロンプトンで梨の買出しに出掛ける予定だ。
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