ブロンプトンで秘湯へ行こうセカンドシーズン。信玄の隠し湯シリーズ第五弾。


もも偵察のついでに山梨県最古の温泉・岩下温泉に行ってきた。岩下温泉の湯は太古の昔よりこの地に湧き出ており、縄文時代にはすでに人々が集い、湯あみしていたという。また、信玄の隠し湯であったとも伝えられ、温泉旅館となる前までは地元の共同湯であったとのことだ。


[走行データ]

距離 23.39 km

平均移動速度 18.4 kph
高度上昇 139 m
高度下降 265 m
最低高度 310 m
最高高度 514 m


東京では朝、小雨だったが、甲府盆地はこの通り青空だ。勝沼ぶどう郷駅からスタート、桃畑を偵察しながら岩下温泉のある春日居方面へ向かう。


甲府盆地の北端にある兜山へかけて斜面の急勾配が始まるあたり、平等川という小さな川のほとりにある一軒宿だ。


岩下温泉旅館に着いた。立ち寄り湯はこの旧館だ。建物自体は昭和初期のものだが半地下の源泉風呂の造りは明治時代のままだという。もとは地区の共同浴場であったのが荒れてしまい、温泉を守る為もあって所有者のご家族が昭和17年に買い取ったのだという。


これは何かのご神体だろうか。


玄関脇にブロンプトンを畳んで置いておく。


受付を済ませて。


いざ秘湯へ!


(「秘湯編」へ続く)