色々事情があり家を引っ越してから

20年以上ホームベーカリで朝のパンを焼いてた生活から

一変してパンを焼けない生活になった。ぐすん

 

持ってこれなかったからである。ぐすん

 

ある友達に、実はずっとホームベーカリーで食パン焼いてて

今回それを持ってこれなかったんだ~と

一年前、何気なく話した。

 

じゃあまたねと別れたあと

 

もしよかったら

古いけど

うちに使ってないのがあるから譲るよと連絡がきた。

 

えっ?びっくり

まさか、そんな・・・びっくり

いくらなんでもそんなに厚かましいことはできないのでえーん

 

さすがにお断りした。ショック

それ以外でもその友達には

今までにどれだけお世話になっているかしれないショック

 

そのお友達

 

実はまさかのパン屋さんびっくり

 

パン作りのプロが

たしかにそんな機械がいるはずもない

 

必要ないのは知ってるけど

どんなものか一度は知っておきたいな思ってと購入されたという

 

2・3回使って、もう使わないけど

処分するのは気が引けるなと思っていたと

だから、誰かに使ってもらう方がいいと言って連絡をもらった。

 

(ホントは色々あった自分のことを気遣ってくれたんだろうな…そう思う)ショック

 

ありがたかったけど、やっぱり厚かましすぎる…。ショック

 

「ありがとう、お気持ちだけいただくね

また必要になったらそのときはお願いする~」

お断りすることにした。

 

「またいつでも言って~」

とそのお話はそこで終わった。

もう自分の中でもそのお話は消えていた。

 

ところが

一か月ほど前、なぜか焼き立てのパンが無性に恋しくなった。

 

もちろんそのお友達のパン屋さんにはパンを買いに行ってるし

そこのパンはおいしくて大好きなんだけど

 

焼きあがったばかりのホカホカのパンは

家じゃないとなかなか食べられない

 

心の葛藤が始まる

あの時○○ちゃんが言ってたホームベーカリーおねがい

でも今更感マックス

厚かましいし、なんだか申し訳なくて

言えない…。

でも…。

 

もしもまだ可能なら

厚かましくてとっても恥ずかしかったが

 

「○○ちゃん、めっちゃ恥ずかしいんやけど

以前話していたホームベーカリーってまだある?」

「実はパンが焼きたくて

すんごく厚かましくて恥ずかしいんやけど

もしよかったら譲ってもらえないかな?」とお願いした。

 

よく考えたら購入させてもらえない?と言うべきだった・・・。

 

今、考えても恥ずかしいえーん

 

でもすぐに連絡をくれて

「あるよ、使って~」とお返事が来た。

 

翌々日パンを買いがてら

いただきに行った。

 

「ハンドミキサーっていらん?」と聞かれ

なんとそれも

いただいてしまった。ショック

 

毎年家族の誕生日にはケーキを焼いてきた。

それも去年は叶わず、もう卒業だなと思っていた。

 

でもこれでスポンジケーキも焼ける。ラブ

すぐに

パンを焼いてみた。

 

毎日面倒くさいと思っていたパンの材料の計量が

その日はワクワクしながらできる。

 

当たり前にしていたことが

ある日突然なくなり

その当たり前がとても大切だったことを知る。

 

ドキドキしながらホームベーカリーでパンを焼く照れ

一年ぶりにパンの焼ける香りが部屋に充満する。照れ

 

それだけで幸せな気持ちになる。照れ

 

通っていたパン教室がとっても楽しみだったこと

自分一人では大したパンもケーキも焼けないけれど

パンもケーキも作ること自体はきっと好きで

何よりおいしいパンを食べることを

とっても幸せに思っていたんだと改めて思った。照れ

 

ここ数日お稽古が詰まっていて

仕事しないといけなかったけど

この土日もゆるゆるできなかったけど

それでもパンを焼いてみた。照れ

 

パンの焼けるにおいが充満した。

おやつの時間に

焼き立てパンを少し食べた。

しあわせすぎるラブ

 

自分のとこ、パン屋さんやのに…。

ホームベーカリーを譲ってくれる

友達は神のようだ。

なんでそんなにいい人なんやぐすん

 

ほんまにほんまにありがとう。

これからも絶対パン買いに行くからね。ドキドキドキドキドキドキ