
オールショパンのプログラムのリサイタル、完遂しました!
皆さんとても楽しんで頂けたご様子で、こちらとしても嬉しい限りです。
ここからは個人的な演奏の感想です。
【華麗なる大円舞曲】
この曲は私の中で音楽の精神年齢が若い作品であるという解釈があります。
可愛かったり、おどけたり、色っぽかったり、疾走したり…。
超brillanteに弾かないのが私の美学かな〜なんて思いながら弾いていました。
【エチュードOp.10-3 】
別れの曲として有名です。よく弾けたほうなんじゃないかなと思います。音の伸びも楽しめましたし、こちらもお客さんの一員として傾聴していました。
【エチュードOp.10-12】
革命です。ここまで熱く弾くつもりではありませんでしたが、なんか気合いが入ってしまったので遊んでしまいました。
【エチュードOp.25-11】
木枯らし。これは気持ちの面で、入りが少し悪かった。右手のタッチが浅かったのですが、後半に改善。最後のa mollの音階は汚くて笑いました。
【ノクターンOp.32-2】
音で物語を作ることができて楽しめました。この曲も、弾いているときはお客さん気分で聴いていた記憶があります。
【幻想即興曲】
べつに、普通です。満足しています。
【バラード第1番】
最も反響が大きかったです。日本でよく聴く、おしとやかで気品に満ち溢れて湿度の高い演奏ではありません。メンズにしかウケない演奏でしたね。コーダ速すぎーって言われました。
【ピアノソナタ第2番】
葬送。混沌とした世界です。死に一直線でした。
1楽章の中間部のカオス感が好きなので、表現できて良かったです。左手のバスが大きすぎる!と考える人もいたかもしれませんね。知るかそんなもん。
2楽章は本当に難しいスケルツォですが、跳躍は結構弾けたほうだと思います。
3楽章の葬送行進曲は暇でした。(笑)
4楽章はちょっと反省。本当はもっと弾けるのに。修正が直前すぎたのが難点でした。
【英雄ポロネーズ】
ゴリッゴリのキーシンの様な演奏をイメージしていたのですが、師匠が「優雅な曲だからね」と仰るので、その解釈で弾きました。
結果、大正解でした。
その方が弾きやすいんですよ。ブーニンみたいなミスタッチも少なくなるし。
【ワルツ遺作a moll】
アンコール曲です。近年発見されたワルツです。短すぎて不評でしたね。ショパンのせいにしておきましょう。
【ノクターンOp.9-2】
こちらもアンコール曲。遅い曲専門家の私にしてはテンポが速すぎました。早く帰ってゲームがしたいという気持ちが出てしまいました。
やはり、ライブ演奏というものは、音楽を間違えないという事が重要だと再確認させられました。
自分のピアニズム、哲学を楽曲に反映するという研究、それを昇華させるべくテクニックと奏法を磨き上げる鍛錬。これらを発表することがピアニストの目的だと考えます。
私が尊敬するピアニストの一人にエミール・ギレリスというヤバい人がいます。この人はミスタッチをたくさんしますが、絶対に音色を間違えません。
それからソフロニツキーもそうですね。
これが、心にこびりついて取れない強烈な演奏たる所以です。
以上、自分のリサイタルの感想でした。
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さて、体験レッスンを半年ぶりに受け付けます♪


