とある白い空間に、一人の女性が簡素な黒い背凭れできる椅子に座っている
女性は宙に触れると、青白いパネルが現れる
女性は、パネルに現れる複数の写真を見ながら探している様子
「!あった・・!」
「これだよね?タップ♪」
その音楽が鳴り、女性の耳にしか聞こえないようだ
その音楽は、冒頭2つのフェイクではじまる
そのフェイクに、女性は驚きを隠せない
「!お〜♪、わ〜♪」
「最初のフェイク、私と声が似てる、
もう一人のコは上手いなあ」
女性は、またパネルを出しタップすると、2024年にリリースした最KIYOUのプロモーションエディットが現れる
それを見た女性は、口角が上がり興奮している
はじめに聞いたフェイクをもう一度聞いてみる
「このコ、私と似てるな〜、私のご先祖さん?」
チャン・インガム・山崎は不思議な感覚を覚える
「!アハ(笑)パンダさん好きなんだって、私と一緒だ(笑)、じゃ、ご先祖様だね〜♪」
チャンは嬉しくて舞い上がっている
モーニング娘。がモーニング娘。であるための最高傑作に相応しい最KIYOU
2072、長い間アーカイブに眠っていた
チャンは、聴き終え白い空間を出ると、浸るように胸に手を当て、一度目を閉じると、目を開く、その目は鋭い
「時代すすめんのはいつも娘。たち」
「・・よし・・、ハニー先生に許可もらおう、このカードを渡すぞ〜」
チャンは勢いよく走り出す