year2065. 原作ふく
Tokyocity.
朝。
東京シティホテルのレストラン・モーニングセット
レストランはバイキングかオーダーか選択できる
キッチン
バタバタと忙しく動き回るスタッフたち
「ちょっと!パスタまだ!?」
「急いで!」
「こっちモーニングセットできたから!はやく!」
ロキが取り仕切る
「モーニングセットお願いします!」
ミラ
「はい!」スタッフ
パティシエスタッフも忙しく動きまわる
ニコルは注文のホワイトチョコケーキを仕上げる
「よ~し♪で、き、た~♪」
「私のかわいいケーキたち♪」
「さあ!お客様のところへいくよ~♪」
ニコルができたばかりのケーキに声を掛ける
「ねえニコル、マサトの言ってたマサトスペシャルの作り方知ってる?」
サラがニコルにマサトの特製ケーキの作り方を聞いている
「え~、知らないです~」
「そんなことより!私のかわいいケーキたちどう?サラさん!」
「もう、マサトスペシャルはとっても大事な商品なのよ!」
「ほんとマイペースなんだから!」
「サラさん、チョコラッテ注文きてます♪」
「はいはい」
サラは呆れている
レストランホール
「おはようございますいらっしゃいませ、素晴らしい朝の一時を一緒に過ぎしましょう、ご注文は?」
クレセリアはお客様を迎えている
ホールリーダーのクレアセリア・ダイナ・フクムラ
MorningMusume65のリーダー
東京シティホテルのホールリーダーでもあり、
東京シティ大統領ジョーダン・ダイナ・フクムラの愛娘
金髪ブロンドヘア、青い目をしている
「マリア、アメリカ外交官のキムラ様がこられているわ、よろしくね」
クレセリアが確認してマリアに伝える
「は~い♪今日もかわいいラブリン、挨拶してきま~す♪」
髪は黒、いつもピンクのカチューシャをつけている
マリア・コール・マキノは看板ホールスタッフ
「キムラ様~♪おはようございます~♪コーヒーをお持ちしました♪」
「おぉ!マリアちゃん、ありがとう、今日もかわいいよ♪」
外交官のキムラがお気に入りのマリアを褒める
「ありがとう!キムラ様!コーヒー無料でおかわりしてくださいませ♪」
「HAHAHA、マザーフクムラに怒られるよ(笑)」
キムラがクレセリアをちら見する
「マリアちゃん、モーニングセットお願いするよ」
「は~い!」
政府大統領室
大統領直属のボディーガードの一人、チェルシー・ラッカーマン・野中がジョーダン大統領と何やら話込んでいる
「そうか、それではチェルシー、例のを頼めるかね?」
ジョーダン大統領はチェルシーに仕事を依頼する
「OK,As you say♪」
パンダのぬいぐるみをあやしながらチェルシーは応える
黒髪に紫のメッシュ が入っている
お気に入りの紫のジャケットと黒いパンツを履いている
「我が国家にとって重要なものだ、ミラと頼む」
「yes,sir」
ドアのノックが鳴ると、
レイ・ローズ・森戸が入ってきた
白髪に青い目
黒いジャケット、白いパンツを履いている
「Hi,レイ」
チェルシーはレイにウインクする
「ジョーダン大統領、大連から帰国しました、やはり例のものが」
レイは少し笑みを浮かべると、ジョーダンに調査の報告を伝える
「やはりか、おつかれいな、レイ」
ジョーダンがなぜか時代遅れの流行語を使う
「それ、ずいぶん遠い昔の流行語ですよ大統領」
レイは真顔でいう
「HAHAHA、気に入っててね、レイ、smilesmile♪」
ジョーダンは気にしていない様子
「大統領、それでは」
チェルシーはレイと大統領室を出ていく
「ああ、頼んだぞ」
「スズキくん、車の手配宜しく」
「承知いたしました」
秘書スズキ、ジョーダン大統領の秘書として多方面で仕事をしている
東京シティホテルレストラン
「そうか、やはりか、分かったこっちも手を回す、先にやられぬようにな」
キムラが、政府関係者と話仕込んでいる
「キムラ様、モーニングセットです♪」
マリアはとびっきりの笑顔
「おぉ、ありがとう、おぉ美味しそうだ!」
キムラがいつも注文するモーニング専用メニューだ
マリアが真顔になると、クレセリアの耳に何かを伝える
「そう、動くのね」
「こちちはチェルシーとミラが」
「お手並み拝見といきましょう、キムラ様♪」
クレセリアは不敵な笑みを浮かべる
続く