スコッチ・ウイスキー蒸留所巡り ウイスキー街道を往く | Britain Park  - 英国政府観光庁 -

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英国政府観光庁の"ブリ子"がお届けする、
イギリスの今が沢山つまったイギリス情報。
さあ、一緒にイギリスの旅へ出かけましょう!

みなさんこんにちは、ブリ子です。

夜になって、冷たい風が強くなってきました。
インフルエンザも流行っているということですので、温かくしてお出かけください。

ちょっと風邪を引いたかな?と思って体をあたためたい時、「マッサン」でエリーが作っていたウィスキーとレモンと蜂蜜のお湯割りは如何でしょうか?今日は、エリーの故郷でもあり、マッサンも修業した、スコットランドのハイランド地方の蒸留所巡りをご紹介します。





ハイランドにある、グランピアン地方を流れるスペイ川周辺のスペイサイドは、スコットランドに100近くある蒸留所の約半数が集中するモルトウイスキーの名産地であり、アイラ島と並んで「ウイスキー通なら一度は訪れてみたいモルトウイスキーの聖地」と言われています。



17世紀には陸の孤島と言われた、人里離れたモルトウイスキーの聖地を目指し、アバディーンの北西のキースKeithから、インヴァネスの東のフォレス(Forres)にかけて延びる「ウイスキー街道」(Whisky Trail)の小さな村々に点在する蒸留所を見学、試飲して巡る「蒸留所巡りの旅」に出かけました。 



現在世界で200カ国以上に輸出されているスコッチウイスキーの95%は、麦芽が原料のモルトウイスキーと、トウモロコシなどを原料にしたグレーンウイスキーをブレンドした、ブレンデットウィスキーと呼ばれる物ですが、最近では一つの蒸留所で造られたモルトウイスキーを樽詰めした、シングルモルトウイスキーが密かに人気を集めています。



シングルモルトが生まれた風土、歴史を理解するには、是非蒸留所巡りをされることをお薦めします。
麦の品種や仕込み水、熟成する際の樽などにより味わいが異なるシングルモルトウイスキーは、蒸留所が100あれば、100の風味や個性が異なるシングルモルトウイスキーが実在するといわれます。




同じウイスキーを造っているのだから、蒸留所見学も似たようなものかと思えば、ウイスキーと同じく蒸留所ごとに伝統を引き継いだ製法の違いや、ガイディング方法、テイスティングの仕方がそれぞれ異なるんです。





また、よく蒸留所で飲むウイスキーの味が格別美味いと言われるのは、ウイスキーを飲む際に加える水は、そのウイスキーが蒸留された蒸留所の水がベストとされるから。蒸留所の近くのバーやホテルでの寛ぎの1杯は、この上なく贅沢で最上級の一杯ということになりますね。




蒸留所でしか手に入らない希少なウイスキーやグッズがあるのもたまらない魅力です。


では今日はこの辺りまで。。。
寒い夜です。ウィスキーを美味しくいただけそうです。

ではでは、サタデーナイト(フィーバー)をお楽しみください。

次回につづく>>

ブリ子

【香り高き蒸留酒 至福の一杯をオークニー諸島とモルトウィスキーの聖地スペイサイド10日間】
スペイサイドで2つの蒸留所を訪ねてウィスキーの真髄に迫り、オークニー諸島では謎の巨大遺跡を訪れます。


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