ポルシェ 911(993)& PROVIDE 技術講習×2 & IASRE JAPAN 2017 | Brighton 鎌倉 Essential selection

空冷ポルシェの中で、自分が一番好きなモデル「993」のご入庫です

すでに19年前のお車、オーナーからは「好きな車で長く乗り続けるつもり」とお伺いしておりましたので、塗装膜厚にもバラツキがある事からその場しのぎの重研磨を避け深いキズは残しつつも全体的なバランスを考慮して…施工スタートです

 

拘りの6速マニュアル、オーナーは月一でサーキット走行しているとの事で、溶けたタイヤのゴムが飛び散りまくりです

 

洗車とブローを繰り返しても、砂汚れの流出が止まらないリア周り…

今後のお手入れ時に少しでも軽減出来れば…との思いでガーニッシュを外して洗浄♪

 

下地処理洗浄を終えて…

染み痕は凸状スケールではなく塗装その物の問題、白ボケし本来の発色を損ねている状態です

 

拡大

 

ボンネット

クリア無しソリッド特有のダメージ(チョーキング)です

 

マスキングを終えて…

 

ガラスモールはマスキングの下に、マスキングの糊でダメージを与えない様にさらにマスキングしています

バッチリ過ぎてわからないと思うので、空気が少し入ってる箇所の画像です(空気痕は簡単に消せます)

以前、弊社技術講習にて受講者の方に逆に教えて頂いた方法なのですが…90度よりも強いRもバッチリ綺麗に貼れる^^(数十年、今までも今も改善出来ていない基本作業中に起こる難題を簡単にクリアー出来る事から、自分の中では結構レアな情報と思っています。最高です★)

※これ貼ったままの方がキレイかも(全く違和感なく普通に気づかないレベル)笑

 

青丸箇所は、ボンネットを開けないときっちり磨きにくいので…

まずはここから研磨スタートです

 

蛍光灯

 

HIDスポット

 

研磨中

 

ボンネットはこれで良し^^

 

部分的にクリアーが入っているのでマッチングを変えながら…

 

最小限の研磨で、最大限に美しく★(普通に考えて反比例する事ですが、今まで不可能だったそれを可能にする特許技術「次世代研磨システム・Mastermind」です)

 

フィニッシュです^^

 

もちろんコーティングも行なっていますが、美しさは「下地処理洗浄・研磨の結果」です★

 

ピラーの狭い箇所は、次期発売予定の新作ポリッシャーで際までキッチリです(15mmバフ)

 

新作ポリッシャーヘッドのCAD画像「直径14mm/ベルクロの厚みを考慮して、広い面の肉厚1mm」です

 

0.数ミリの主軸付け根の肉厚の問題で、Rを付けて強化…最終デザイン完了、量産に入ります★

 

ピントはドアカップに

 

オリジナルの発色を取り戻しました♪

 

中古市場ではクラシックカー扱いになりそうな(なってる?)空冷エンジンの最終型

施工しながら…より欲しくなっちゃいました(でもどんどん相場が上がってますね…@@)

 

この度は、ご依頼頂き誠にありがとうございました

 

 

 

それと

「PROVIDE 技術講習」

 

受講者の方、今までは某ネットショップの類似品をご使用されていましたが、その結果に満足出来ず、ネットで調べているうちにこのブログに辿り着いたとの事でした

それからは、ほとんどのケミカルを弊社商品に切り替えて頂き、その結果「納得の仕上りになった」とストレス無く施工にご使用頂いています(いつもありがとうございます)

 

まずは質疑応答で問題を解決し、実践で答え合わせです★

すでに弊社商品をお使い頂いているのでご案内はスムーズです

※モザイク無しでOKとの事で、そのままご案内させて頂きます(自己申告頂いた場合のみモザイク無しで掲載しています)

 

大事な事は、バフの研磨力とコンパウンドの研磨力を知る事

 

研磨力と仕上りは多くの場合、反比例するのですが…「次世代研磨システム・Mastermind」は違います(粗いコンパウンドで磨くと粗い仕上りになる…もうその極端な時代は終わりました)

 

バフの状態とバフのどこが一番研磨出来るのか?という事と、リアルタイムで変化していくコンパウンドの状態を見極め、加圧加減をコントロールする事

 

何も考えなくても、ある程度までは仕上がりますが…

反射率ゼロのブラックブースで磨くと、拘りを持つ職人はその先を感じ…更なるクオリティとスピードを求めたくなると思います^^

 

サイドパネルの出来事は、経験が長い程…笑っちゃうかもしれません(笑)

なんで?となる人、うそでしょ!?ってなる人、マジか~!?ってなる人、今までの苦労は…^^;ってなる人、それぞれです

 

で、やると…納得します^^

 

ガラスキズ研磨と

 

ウロコ除去研磨の違いと必殺技(笑)をご案内

キズもウロコも全て研磨でどうにかしようとしている方は…ボディのスケールや鉄粉をバフ研磨でどうにかしようとしている事と同じです^^;

 

最後に講習者専用品のご案内にて終了、その価格にびっくりして頂きました

受講者の方「このブログ見て、ある程度は想定してきたけど…その価格、想定外でした」と^^

この度は遠方よりお越し頂きありがとうございました

今後のわからない事、何でもお気軽にご相談下さいませ^^

 

 

 

もう1つ「PROVIDE 技術講習」

 

以前よりお付き合い頂いておりますプロショップ様のご紹介にて、某会社様より3名の受講依頼を頂きました(ご紹介頂きありがとうございます)

 

この業界への新規参入を視野に入れつつも、社長の趣味でもある車の美観維持としても興味のある事で「リアルな情報を知りたかった」との事でした

社長は10台以上の車を保有しており、その愛車は数千万のお車ばかり…(車名載せたら特定されるんじゃないかと思う程@@)

 

この度は、従業員にも会社の研修としてその知識を身につけさせたいとの事でした

 

そこで、ふと思いました。。

プロショップにビンテージ含む数千万のお車をハイエンドクオリティで依頼すると…おそらく数十万コースなると考えられます(実際に社長がプロショップへのお見積りにて40万~と提示されています)

すると、単純に10台で400万です@@

そう考えると…新規参入についてももちろんですが、社長の愛車を綺麗にするだけの目的であっても、技術講習はとても合理的だなと^^

同じ会社内3名の場合、2人目以降半額なので技術講習の8時間コースは17万程です♪(実際に道具を一通り揃えると倍以上になります)

 

まずは質疑応答から、この業界の疑問に思う事をお伺いしました

すると…ほぼ、自分がこの業界に対して疑問に思い感じている事と同じで、それは主に「カーコーティング業界の誇大広告の現状」についてでした。。

自分はいつも通りすべてを包み隠さずご案内しました

コーティングを行なっても↓

紫外線から守れない

キズ、汚れ付着を避けられない

雨染みを避けられない

鳥糞ダメージを防げない

花粉による塗装変形も避けられない

樹液による浸食も避けられない

屋外保管では撥水の持続も長くない

そして、お手入れをしなければ美観は維持出来ない。。

ではどうするのか…

 

塗装を知る事で「出来る事、出来ない事」が見えてきます

そして、それら前提に対策とお手入れをする事が望ましいです^^

上記内容は「100%出来るか出来ないか」と、白黒つけるとという事でもあり全くその効果を期待出来ないという事ではありませんが、自身がこの業界の様々なコーティングを18年間見て感じている事です

また「拘りのクオリティを維持する」という、マニアの部類に入るレベルなのかもしれませんが、自分の主観では「常識的に考えて」の答えと思っています

なので「上記内容はおかしい」と思うプロの方は、同じ業界内であっても「上記内容はその通りだ」と思う方と「土俵が全く違う」と思っています

なぜなら、前者はコーティング単体の性能としてのPRを信じているからです。。

実際の結果は「塗装状態に依存します」

 

なので、弊社の講習は「塗装その物」を知る事から始まります^^

疑問内容の関係でサイドパネルからスタートです

 

そして研磨

 

皆さんバッチリです^^

 

ガラスのウロコ除去

 

ダメージの確認

 

最後に講習者専用品のご案内にて終了です

 

この度は遠方よりお越し頂きありがとうございました

今後のわからない事、何でもお気軽にご相談下さいませ^^

 

上記、コーティングを施工しても避けられないダメージをいくつか取り上げましたが、過去にカーコーティングの経験があり「期待通りではなかった」と感じられているユーザーは、自分に近い感覚なのかもしれません。。(本来、それがこの業界の普通であり、特別でもなんでもない事と思っています)

この業界がユーザーを期待させるPR合戦を続ける限り「騙された」と感じるユーザーが増える一方と思います。。

弊社ではその問題を少しでも改善する目的にてメンテナンスケミカルの開発に特化しています

また、この業界のコーティングメーカーの開発スタンスとも全く異なり、コーティングはメンテナンスケミカルを開発した後に取り組んでいます

どういう事かというと、

他メーカーの様に「雨染みが付着しにくいコーティングの開発ばかりに力を入れ(それに伴い過度なプロモーションを行なう)その結果、防ぎきれない雨染みダメージをどうにかするために、解決出来ないメンテナンスケミカルをその場しのぎで用意」するのではなく、弊社では「どのようなコーティングをしてもしなくても雨染みが付着する事に変わりない現実を踏まえ、その雨染みを取り除く”スケール除去剤”を先に開発してから、そのスケール除去剤に対応したコーティング剤を開発しています」他メーカーとは真逆の発想です

 

なので、弊社の硬化系ガラスコーティング剤(講習者専用品となっており、一般販売していません)はスケール除去を行なってもコーティング剤全てが剥離される様な事にはなりません(逆に、スケール除去剤の使用で完全に取れてしまうコーティング剤はこの業界に必要ないと思っています)

その現実を知らない人(専門家含む)は「そんなこと出来ない」と思うと思います

特に現場を知らずに、化学に偏って精通している開発サイドの人間には理解出来ないのかもしれません^^;

 

この業界では、今現在も各分野の当たり前と、この業界の当たり前の温度差に気付く事なく、それら専門家の文言通りのPR合戦が行なわれています

また、それらの情報を意図的にねじ曲げていると感じるPRも少なくありません

なので、何が正しくて何が間違っているのか?自身で検証を行なわず、リアルを知らない人は辻褄が合わずに混乱してしまっている方が多い様です(そう感じるお問い合わせが急増しています)

この業界のプロなら、職人としてのプライドがあるなら、もっと自分自身を信じて欲しいと思います

そんなに難しい事ではありません…何故なら、目の前で起こる『結果が全て』だからです

様々な情報の裏には、必ず意図があります(良くも悪くもお金が絡むビジネスだからです)

 

それと、最近の講習時に受講者の方(プロ)より度々「日本コーティング協会について」ご質問頂くのですが、同様に今回の受講者(エンドユーザー)の方々にも「日本コーティング協会について」ご質問頂きました

「やってる事は、あれで良いのですか?」と^^;

プロではない一般のエンドユーザー(この業界のお客様です)にもその様な印象を与えてしまっている様では、本末転倒ですね。。

「日本コーティング協会」運営実態を全く聞かなくなりましたけどまだ運営されてるのかな?

自分は、今後この業界に入ってくる若手のためにも一刻も早く解散して欲しいと思っています

 

 

 

それと「スキャングリップ キャンペーン」 始まっています^^

是非★

http://provide.shop-pro.jp

 

 

 

それとそれと「IASRE 国際デントリペア展示会」について

 

 

日本で初めて、デントリペア専門のイベント「展示会/国際技術大会」が大阪で開催されます

http://iasre-japan.com/ja/

 

◯IASRE JAPAN 2017

会場  :  堺市産業振興センター(〒591-8025 大阪府堺市北区長曾根町183-5)

日時  :  2017年12月12日(火)、13日(水)

時間  :  AM10:00 – PM18:30

 

ヨーロッパではディテイリング関連のイベントではありますが、日本国内では初めてだし直接デントに関連するラインナップを持たない弊社としてはどうかな?と思いつつも、弊社にもデント職人さんのユーザーが多い事もあり、出店させて頂く事と致しました^^

是非、弊社ブースにもお立ち寄り下さいませ

 

『IASRE』は毎年ヨーロッパで行われている海外のイベント、今までは海外に出向かなければ見れなかった工具や技術が日本で見れるチャンスです★

 

つきましては、2日間のチケットを弊社ユーザー様にプレゼントさせて頂きます★

弊社ウェブサイト(http://provide.shop-pro.jp)ご注文時の備考欄へ「IASREチケット◯枚希望」とご記載下さいませ

数に限りがありますので、先着順となり1回のご注文にて2枚までとさせて頂きます

チケットがなくなり次第終了となります(備考欄へ記載したのに同梱されていない場合は、チケットの配布終了となります)

※IASREチケットの在庫有無についてのお問い合わせはお控え下さいます様お願い申し上げます

 

後程、メルマガでもご案内させて頂きます^^

 

 

 

それと

『METABO SXE400』改 ミニダブルアクションポリッシャー について

本国ドイツのシステムトラブル(ロジスティクス)にて、全世界への出荷が1ヶ月半程ストップしていました。。

途中、以前の仕入れ先や他仕入れ先からフォローしていましたが、入荷が追いつかず度々在庫切れを起こす事態となっておりご迷惑をお掛け致しましたm(__)m

現在、システムトラブルは完全復旧し、税関で抜き打ち検査が入らなければ、10月18日頃の入荷予定です

しばしお待ち下さいませm(__)m

 

 

いつもありがとうございます★