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リストラ等でやむなく会社を辞めざるを得なくなった時、大きな障壁になるもののひとつが、


 年収


です。

特に、いわゆる大手企業に勤めている方、中小でも勤続年数がかなり長い方は、ひとかど以上の年収を得ている場合が非常に多い。



ところが、いざ会社を辞めると、相当なスキルを持っていなければ、その年収は大きく下がらざるを得ません。

当時の会社で得ていた年収(例えば1000万円だとすると)は、その人のスキルに、勤続分の貢献量、その会社でのみ通用するノウハウ、年功給 等々、こうした要素が組み合わさってはじめて1000万円の年収になっているのです。


他の会社に行くとなれば、その人のスキルでのみ、年収が得られると考えたほうが良いでしょう。

さらに、大手企業から中小企業にいくとなれば、一般的には資本の差がどうしてもあるため、同じ仕事内容だとしても、同じ年収が支給されにくい。






このような”年収減”の現実があるため、特に家族がいる、子供がまだ小さい、これから高校受験がある 等々が在るとき、重要なのが


 家族一丸となって家計を作る事


だと感じます。

それまで専業主婦であった配偶者も、パートである程度支える事で大きく変わってきます。

ローンの組み替え、時に家の売却も視野に入れる必要もあるでしょう。





離職というものは、特に中高年になればなるほど、家計に与える影響は非常に大きい。

自分ひとりで家計を支えようとすれば、無理が生じる事も出てくるでしょう。

そして、本当に大切な”家族”が支えられなくなる事だって現実にあります。



大切な家族を支えていくため、家族の協力を得て、家族一丸となって家計を支えていく事がとても大切な事で、それができる事で、就職先の幅が大きく大きく広がっていきます。




【13日の睡眠時間:6時間00分】


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テレビショッピングの雄、ジャパネットたかた。

高田明社長は、単に商品の機能や価格だけを伝えるのではなく、その商品がどれだけ便利なのか、役立つのか、そして、「買って使う事でどれだけ生活が豊かになるのか」を、「豊かになって欲しい!」という想いを強く込めて説明をします。

その「想い」があるからこそ、数分のセールストークで数千万円の売上を一気に叩き出す事ができる。

さらに、高田社長は、どのようなところがいいのか、その商品を「徹底的に研究」しています

実際に自分が手に取り、何度も使ってみて、他の商品と比較する。

自分から積極的に研究をし、商品の良さを発見し、はじめて「豊かになって欲しい」という想いを伝える事を実践しておられます。






私達が求人企業に応募をする時、履歴書等に「志望動機」を書きます。

面接に進めば、「どうして当社に応募をしたのか?」「どうして今回の仕事内容に応募をしたのか?」等、志望動機の説明を求められます。

その際、

 ●自分のどのような経験やスキルが活かせると考えているのか? 

 ●自分はその会社でどんな事ができるの?

 ●自分はその会社でどんな事をやっていきたいのか?



等を整理しておくと、志望動機を力強く説明する事ができるようになり、採用担当者もあなたを採用した時のメリットがイメージできるでしょう。



そして、もうひとつ大切な事があります。

それは、



 ”何が活かせるのか/何が出来るのか/どんな事をやっていきたいのか”を徹底的に考え、企業を研究し、自分から見つけていくこと




特に、応募はしたものの、退職金制度がついていない、休みが少ないから本当なら辞退してもいい、とか。

また多いのが、登録している人材会社から「とりあえず応募して、面接を受けましょう」等と進められてとりあえず応募をした、とか。

応募をする段階で、必ずしも積極的になれる要素がそろっているとは限りません。



しかし、何でもそろっている会社等、特にこうした厳しい雇用情勢の中ではそうそう見つける事はできません。

また、自分が気がつかない良いところがあったり、実は非常に自分にとって仕事がやりやすい良い会社であった、という事も多い。



受身になるのではなく、自分から進んで企業を調べ、仕事内容を吟味し、自分の能力を見直して、自分から積極的に「その企業で働く事の良いところ」を見つけ出す努力も必要です。

条件面についても、例えば退職金制度が無ければ、退職金をカバーできるようにファイナンシャルプランナーにアドバイスを受ける、自分で年金保険に加入する、タンス預金で積み立てをする、などなど、条件をカバーするための方法を自分から積極的に見つけていく事も必要です。



積極的に自分から見つけていく事で、もっと多くの”応募をしたい”求人案件を見つけることが出来るようになり、自分にはもっと多くの選択肢がある事に気がつきます。





誰しも、今以上にもっと自分の可能性・選択肢を広げて行く事ができます。

積極的な「研究心」で、可能性を広げましょう。

あなたの可能性はもっと広くて大きいはずです。






※今回は、今年最後の【求職活動ノウハウ】となります。

  次回は、2011年1月14日(金)から再開します。


【28日の睡眠時間:4時間30分】


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今夏、ある地方の就職支援セミナーでお会いした求職者の方。

50代半ばくらいの男性。製造一筋40年の方でした。




求人企業への応募をするのに必要な履歴書、職務経歴書の作り方についてアドバイスをしていたときの事です。



 森田「まずは、今まAさんがやってきた仕事を書き出していきましょう」


 Aさん「あ~、ん~、そりゃ難しいなぁ~・・・」


 森田「難しい?」

 Aさん「ああ。会社に入ってからは、金属加工のプレスと、溶接を十数年やってから液晶関係の製造ラインをやって、ていうかんじでよぉ・・・。結局、単純作業しかやってないんだよ」


 森田「単純作業?プレスとか溶接とかライン作業がですか?」

 Aさん「ああ!おれ、そんな頭使うこととか指を使うこと(パソコン)なんてできね~からな」






 プレスや溶接

 これらは、日本の製造業を支え、世界に誇る高度な製造技能です。

 経験している人であれば分かると思いますが、これらを身につけるには、何年も何年も実務経験を重ね5年10年やって初めて身につく技能であり、上には上がいるまさに職人の世界です。30歳40歳からやろうとしてもできるものではない。



 ところが、実際にそれを経験してきたAさんからすると、「単純作業」です。

 これは、あまりにも惜しい。

 職人技能です。そして、求人票を見れば、実はこうした経験を求める求人票が明確にあるのです。

 

 当人にとっては当たり前と思うものこそ、特別なものであり、その人だけのスキル、強み。





 その人にとっての「単純作業」

 それはその人のオンリーワン





 自分だけのオンリーワン、周囲の力も駆りながら探していきましょう!




【26日の睡眠時間:6時間00分】


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以前、ある企業様が中途採用で求める人材条件についてお話をされた時の事です。


ご多分にもれず(?)、「若い人が欲しいんですよね」という話になったのですが、その理由として、


「ウチでつくっているのは、他であまり作っていない製品なんですよ。

だから経験とかは(いるはず無いと思うので)期待していなくて、その点はこちらで長期的に教えて育てていくつもりですからね」



即戦力、経験者へのニーズは高い。

しかし一方で、扱っているものがニッチなものになると、経験している人が殆どいないという事も、企業側は予測する。

そうなれば、そこは割り切って自分たちで教えるしかない。

一から教えるからこそ、時間が掛かる。

だから、何年か時間を掛けて教えてもまだ若手として活躍が期待できる、相対的に給就職が高い若い人を求める。





経験不問と書いていながら、実際には経験を求める人を求める企業は多い。

しかし、自分たちで割り切って教えると、その代わり若い人にする、と考えている企業も少なくありません。

中堅以上の方にとっては選考を有利に進める事情ではありませんが、そうした企業も存在するんだ、という認識を持つ事で心の準備が出来るメリットにもなります。

また、こうした背景を逆手にとって、自分には関連する○○、××の知識があるため、御社の□□製品を覚える事に自信がある、とアピールする事も出来るでしょう。









【23日の睡眠時間:6時間00分】


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1.5ヶ月ほど前、あるシニアの男性から再就職決定の朗報を頂きました。

活動を続ける中で、企業に対しての面接におけるプレゼン方法を変えることによって、面接官からの反応、手ごたえが非常に良くなったとの事。

そのかた曰く、

 
●変える前 
 面接で履歴書、職務経歴書に書いてある自分の職務内容を説明していた



●変えた後
 既に履歴書、職務経歴書に書いてある内容は把握しているという前提で考え、

 ・求人募集の背景にあるその企業のビジネス課題の理解
 ・職務内容の理解
 ・その上で、自分自身が出来ること
 ・すぐに出来ないことや限られている事と、そこに対して採用側から欲しい支援点
 ・まとめとして、自分自身のセールスポイント


 この5つを整理して伝えた


との事でした。




この5つのポイント。

まさに模範的なプレゼンポイントを押さえていると感じます。

採用側が聞きたいのは、


 「ウチ(採用企業)で何をやってくれるのか?」

であり、その上で、

 ①どうして人を採用したいと思っているのか? 

 ②どんな人(経験、スキル)を欲しいと思っているのか?

 ③それを踏まえて、自分自身の何が活かせるのか?


を押さえておく事が必要です。




この男性は、活動を通じてこの重要なポイントに自ら気付かれ、理想的なプレゼンをされ、内定を勝ち取りました。



採用側が何を求めているのか?

常にその事を意識する事で、こうした気付きが生まれてくるし、それは誰にでも可能だと感じております。




誰しも、かならず行ける所を、掴む事ができます



【21日の睡眠時間:7時間00分】


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