小杉健治:犯人のいない犯罪 質草・象牙の撥 | 無頼庵の独り言

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  女が風呂敷包みを開き大島紬は残したまま象牙の三味線の撥を取り出した。(7頁より抜粋)

 

※第一話のタイトルの文言は無かった。風呂敷包みが、いかにも質草らしい。

小杉氏の作品を読むのは、半年ぶり。時代物でないのは一年ぶりになる。懐かしいというか、心が落ち着く。7話まである。1話づつ、アップしよう。