全然知らなかったですが、Amazonで「NEW URBANIST 600」 が売ってました❗
Amazonも含め、今はいろんなサイトで、電動キックボードを見かけますね。
いっぱい有りすぎて、どれが、どういう特徴があるのか、わからないって言うお声も聞きました。
せっかくなので、私みたいな初心者の方の購入のご参考に、一ヶ月以上乗ってみての感想も含めて、詳しく再レビューします。
①公道走行可能なセット販売で安心❗
意外とコレは少ないです。
ウィンカー、ブレーキランプ、ナンバープレートホルダー、サイドミラー、フロントライト、警笛などの保安部品って、後から付けるとかなり高額で、技術的にも初心者には厳しいです。
公園とかキャンプ場で、楽しむだけなら要りませんが、公道を走ろうと思うと、必要になります。
保険も含め、リスクはなるべく避けたいですし。
最近は、eバイクをナンバー無しで、車道はおろか、歩道を走っているのを見かけますが、あれに轢かれても運転者の保険が下りないと思うので、ゾッとします。
安全に留意するだけでなく、責任と安心の担保は、命を預ける乗り物には必須条件ですね。
出力の小さなモーターを使用している電動キックボードを、海外のように自由に公道を走れるような公的なルール作りの促進をしていけば、もっと気軽に乗れて、普及していくと思います。
ただ現在の道交法では、まだそこまでカバーされておらず、原付一種からの乗り物として扱われます。
通勤、通学にお考えの方は、ご自身と、ご家族、社会の安全と安心の為にも、ルールが守れる物を選んでくださいね。
②高出力&前後ディスクブレーキで激坂もラクラク❗
いろいろ比較すると、電動キックボードには200~2000KW位まで出力の違いがあり、そのパワーがそのまま走行性能に繋がります。
道交法上では、600KWまでが原付一種の規格と同じなので、原付二種まで出力を求めない限り、600KWが最高出力ということになります。
その600KWでも、ウチの周りの激坂では途中でアシストが必要なので、坂道が多いところにすんでいる方はなるべく高出力のモーターが必要だと思います。
出力が記載の無い電動キックボードは、おそらく公道を想定していないモデルだと思います。
登り坂だけでなく、意外に危ないのがスピードが出すぎてしまう下り坂です。
電動キックボードのブレーキには、フットブレーキとドラムブレーキ、ディスクブレーキがあります。
正直、フットブレーキは平地の減速用で、坂道とか速度が出ている状態では危ないです。
自転車や、バイクに採用されているグリップタイプの方が坂道では良いと思います。
ドラムブレーキですが、直径が小さいタイヤでは放熱性と雨天時の制動距離が問題。
当然ABSも無いので、急ブレーキをかけると、滑ります。(軽いので止まりやすいですが)
スピードの出やすい、長い坂道がある場合は前後両輪ディスクブレーキの方が安心です。(前輪だけディスクブレーキっていう機種が多いです)
③スマートモビリティの制限速度と体感速度❗
電動キックボードはモデルにもよりますが、概ね折り畳みができ、普通の自転車より軽いものがほとんどです。
URBANIST600も18㎏ぐらいなので、出力が大きいモデルのなかでは、わりと軽いと思います。(高級なカーボンモデルは別格としてですが)
少なくとも、ほぼ全ての乗用車に乗せることができます。(キャンプや修理が必要な時などに重要です)
公道を走るにあたり、遵守しないといけないのが「制限速度」です。
600KW以下だと時速30㎞の原付一種と同等扱いなんですが、立ち乗りだと時速20㎞が制限速度なんですよね。
購入する前は時速20㎞なんて、徐行走行じゃないのって馬鹿にしてたんですが、実際に走ってみると立ち乗りはいろいろ怖いです。
一番怖いのは「体感速度」と「視線」。
まず、風がスゴイ。煽られます。
視界も高いのでそれは気持ちいいんですが、時速20㎞ってマラソンのトップランナーのスピードなんですよね。
正直、座っているのの1,5倍位に速く感じるので、それでも怖いです。
そして、ボードの上に立っているので目立つ目立つ。
信号待ちで声を掛けられるかもしれませんが、平常心を心掛けましょう(笑)
道交法上では、サドルがあると、原付一種と同じ時速30㎞まで出せます。
これもまた海外製が多い電動キックボードでは稀なんです。
URBANIST600は、モード3で平地の直線では時速70㎞位まで出ます。(公道ではくれぐれも慎んで下さい)
重心が下がるので、スピードと安全性を求める方は、サドル付きをオススメします。
④セキュリティと拡張性❗
電動キックボードは、スマートモビリティとして注目されているがゆえに、軽さと誰でも簡単に乗ることができるということも、盗難やイタズラのリスクも備えないといけないことも考えないといけません。
なので、ある程度の重さはある意味自己防衛につながるけど、普段持ち上げられる重さの上限は20㎏位までかな?
当然、保安部品が付いたり、サドルが付くと重くなります。
だけど、重かったり、公の証であるナンバーが付いたり、大事にしている感じを出すと、盗難やイタズラされたりされにくくなると思います。
今のところ、イタズラなどは一度もありません。
URBANIST600は、標準装備でセキュリティロックがモーターに内蔵されていて、車のキーレスみたいなワイヤレスリモコンキーでロックを掛けられ、その時に「ピーッ!」っていう大きな音がするので、まわりにもアピールできます。
解除すると「ピッピッ!」っと誰もが二度見するぐらいの音がします。
他の電動キックボードでは、イグニッションキーが装備されているのもあったりしますが、アナログより、非接触の方が今っぽい(笑)
ただ、両方あった方が良いのは間違いないので、私はハンドルポールに付けた、ダイヤル式のワイヤーロックと併用してます。
その他、工具や保険証書を入れるポーチはリアキャリアに、ヘルメットはハンドルバーに付けたメットロックに、コンビニ袋やスマホはサービスで付いていたホルダーに納めています。
もっとコンパクトで、軽い機種であれば、折り畳んだときのことを考えて、リュックサックとかメッセンジャーバッグにまとめていれた方が良いですね。
⑤メンテナンスとランニングコスト❗
多くの通販サイトで取り扱っている電動キックボードは、並行輸入品というか代理店経由の海外製品で、売りっぱなしの、あとは個人の責任と力量に任せます!みたいなところがほとんどです。
ある意味自由で、よっしゃやったろう、っていう人もいると思いますが、ここは日本。
規制と権益と皆一緒を大事にする日本の大人達には、まだ、過ぎる自由は荷が重いです。
燃費的には、充電一回25円で、この一ヶ月で約100㎞以上走ってます。
一回の充電で、だいたい25~30㎞は走ります。
充電回数を考えて、ガソリンで計算すると平均でリッター50㎞以上ですかね。
坂道が多いところでこんな感じなので、平地だともっと伸びると思います。
リチウムイオン電池は放電が少ないので、休みにしか乗らない私にはありがたいです。
タイヤは10インチのエアタイヤですが、ソリッドタイヤはパンクのリスクは無いですが、硬いので、国道以外の車の通りが少ない近所の公道を走るのであれば、舗装の状況を考えても、少しでも大きなインチのエアタイヤが望ましいと思います。
乗り心地も、当然エアタイヤの方が良いです。(それでも揺れますよ)
今のところ、10インチより大きなタイヤのの電動キックボードは一つしか見つかりませんでしたが(前輪のみ)、もし大きなタイヤが欲しいのであれば、eバイクの購入をオススメします。
パンクのリスクはあるものの、走行性能と快適な乗り心地において、インチの大きなエアタイヤにアドバンテージがあると思います。
そういうリスクを考えると、国内に販売店があり、電話やメール、LINEなどで、カスタマーサービスが受けられるのは、大きな安心材料です。
私も、購入当初に何度もビークルファンの松原店長に連絡したことか...
とにかく近くに販売店が無い場合は、ちゃんと連絡のとれる実店舗がある販売店で買うべきです。
少なくとも、松原店長は実直で、融通がきく、話もよく聞いてくれる、いろいろオマケもしてくれた素晴らしい人です(笑)
まだ乗り始めて一ヶ月ですが、緩んでくるパーツや、消耗パーツはあると思うので、こまめにチェックしていきたいです。(ビークルファンオリジナルのツールキットもサービスで頂きました)
パーツは自転車より少ないので、おそらく女性でもメンテナンスは楽だと思いますが、ハンダ付けが必要な電子部品の交換とかは、ハードルが高いです。
でも今は、YouTubeとかで実演している動画とかもあるので、それを見ながら挑戦したいと思います。
⑥操作性と使い勝手❗
電動キックボードの操作は、機種によって結構違いがあります。
コンパクトな機種では、電動ではないキックボードのようにアクセルなどなく、キックすることでモーターがオンになるタイプも有ります。
また、バイクのようにアクセルグリップを回すタイプや、親指でスロットルレバーを回すタイプも多いです。
URBANIST600は、デジタルメーターに付いている電源スイッチをオンにして、その横にあるトリガーを人差し指などで引っ掛けて、出力の調整するタイプです。
曲がる時は、自転車と同じようにハンドルを左右に回して曲がりますので、自転車が乗れるのであれば、誰でも簡単に運転できます。
個人的には三輪電動キックボードの「スナメリ」や、「シャオメリ」の体重移動で曲がるタイプも、スノーボードみたいでスゴく面白そうでしたが、デカいのと値段が高額だったため、諦めました。
マンションやアパートにお住まいの方であれば、折り畳まないと建物内に持ち込めないと思います。
戸建てでも、URBANIST600は、充電時は室内に入れる必要があるので、そこはバッテリーが外せる機種の方が便利ですね。(乗っている間に予備を充電できますし、複数購入しておけば遠出も出来ます)
ナンバーホルダーになっているリアキャリアにが、後輪より後ろに出っ張っているので、ナンバーがやたらぶつかります。
車長が気になる方は、別にナンバーステーを用意した方が良いかも。
もっとも、サドルごと90℃倒すことができるので、そうすればぶつかるのを防げますが、そうすると今度はハンドルポストが折り畳めなくなります。
サドルごと外さないと、完全に折り畳めないので、電車などに持ち込むことはあまり想定されてないですかね。
URBANIST600にはファン付きの充電器と、予備の小型の充電器がついてくるので、通勤で使う人は、携帯したり、職場に置いておくのも良いかと思います。
フル充電だと、約4時間って書いてありましたが、実際はもう少しかかります。
パワーは3段階有りますが、坂道が多いので、ほぼMAXの「3」で固定です。
慣れないうちや、平地がメインで乗る人は、航続距離を伸ばすのに低いモードを使うと良いと思います。
これから、まだいろいろ気づいたことが出てくると思いますので、またレビューしていきたいですが、今回はここまで。
便利で楽しい電動キックボードライフを、是非共有しましょう🎵